富士山上空から見た山梨の写真。左上の真っ白な場所が甲府盆地。出典:twitter 前置きとして、昨日の記事を広めて戴けたこと、盛大な感謝申し上げる。昨日の夕方からマスコミ各社も、この現状を報道するようになり、山梨県民としても救われた気がしていた。この度は、本当にありがとう。 さて、昨日の午後。『セブン&アイホールディングス』が、17日と18日にパンを空輸することを決定した。『ローソン』も、カップ麺4000個を空輸予定。
「セブン&アイ・ホールディングスが、物流の滞っている山梨県の店舗にヘリでパンを空輸するとの報道。必要に迫られてのことではあるだろうが、スケールでかくてカッコえぇ。(@n_f_d_y)」
ローソンによる空輸を知らせるテレビ放送。出典:twitter 今朝、物流の要でもある高速道路が徐々に開通しはじめた。鉄道も、一部ながらも運行している。
「高速開通したから山梨入れるー!ありがとう(@kazu1983nari061)」
それに伴い、昨日に新潟県から派遣された除雪車や作業員も、18日朝から除雪作業に入っている。(国道411号線)
「豪雪地からの救援。自分のところにもあるのに困っている人の要請にも応え頑張っておられる。ありがとう。(内容一部抜粋/@machiroshutuxxx)」
昨日の記事では、余り大きくは取り上げなかったが、実は、この雪害の中で人情あふれる話も出てきた。中でも、山崎パンのトラックドライバーが起こした行動が、twitter上でも称賛を浴びている。
「”好きなだけ持ってってよ!” 山崎パンのドライバーさん、交通規制の渋滞に巻き込まれた人たちにパンを配る…。 ドライバーさんも、パンを配る様に指示を出した会社も素敵です!!(@ClassCherry)」 出典:twitter
「素晴らしいですよね!!!山崎パンの会社ではこういう非常事態の時は、会社に了承せずドライバーの判断で、パンを提供するようにと規定されているそうです。更に会社側の想像力に感動しました。山崎パンリスペクトです!!!(@xxPANXKAORIxx)」
この雪害で、人々の思惑や、縦社会の危うさなど。様々なことに直面し考えさせられた。しかし、この雪の中で営業していたコンビニの店員に対して、感謝の気持ちを述べた若者。何も言わずとも雪かきをしたりしている中学生の話を聞くと、日本も中々捨てたものではないと思わせられる。twitterやfacebookで聞く話では、若者が怠けて、年寄りばかり仕事をしているなんてことは殆ど聞かなかった。寧ろ、聞く話はその逆が。私がイメージする限りでは、最近の小中学生でも挨拶をするし、高校生でもきちんと自分のやるべき事を率先してしている。大学生でも、自分の信念を持って事に取り組む人の方が多い。私を含めて彼らの殆どは、ゆとり世代とののしられてきた若者である。これを機に、大の大人の方が自分の振る舞いを考えるべきなのではと私は思う。