アメリカでも人気が高い日本食、そしてその代表と言えばやはり寿司である。本格的な高級寿司店やおしゃれなフュージョン・レストランから屋台やフードトラックにまで幅広く浸透している。
70年代にはアメリカ人に寿司を親しんでもらおうと、カリフォルニア・ロールなどの創作的な寿司が考案され、それがきっかけとなり生魚や白米を食する文化が受け入れられる事となった。
手巻き寿司がアメリカンに!
それから40年ほどの時を経て、カリフォルニア州のオレンジ郡に手巻き寿司専門のレストランが登場!
その名も「TEMAKIRA」。「手巻き」のTEMAKIと、希望がやって来ると言うの名前「希来」のKIRAを合わせた造語との事。名は体を表すと言うが、カリフォルニア・ロールの創作スピリットを受け継いでいるのか?
ぱっと見は日本の手巻寿司と大きな違いがないように見えるが、中身はスパイシー・ツナやポケなどパンチが利いた濃い味付けや、ベジタリアン向けに野菜サラダやチーズが入っているなど、日本人にはおもわず頭に「???」が浮かんでしまいそう。
だが昆布締めや光り物などよりアメリカ人にとってはよっぽど馴染み深く、アメリカンな寿司ネタの定番的なものばかり。ソーダ系のドリンクと合わせれば、若者が好きなジャンク・フードに近い味わいになるから不思議。それでいてやはり食材はヘルシーなので、飲食業界のトレンドに合致している。
食べ方も色々 楽しみ方は自分次第
手巻き1つからオーダー可能で自分の好みに合わせてカスタムもできるので、小腹が空いた時の軽食やホームパーティーで仲間と一緒に楽しむなど勝手がいいのも魅力。オレンジ群に3店舗あるので、カリフォルニアにお越しの際は是非一度お試しあれ。
TEMAKIRA: The Hand Roll Shop (http://temakira.com/)