秋葉原にはおいしいラーメンの名店がたくさんあるが、特にラーメン二郎インスパイア系ラーメン店も多く、がっつりと二郎系を食べたい人たちにとってうれしい二郎グルメの聖地となっている。
アキバのラーメン二郎インスパイアラーメン店ランキングトップ8
そこで今回「アキバのラーメン二郎インスパイアラーメン店ランキングトップ8」と題して、実際に食べて感動した8店舗をランキング形式でお伝えしたいと思う。すべての店はJR秋葉原駅から1キロ以内が範囲。秋葉原でランチやディナーにラーメンを食べる際の参考にしていただければ幸いである。
ちなみに、今回はラーメンだけでなく「二郎系の汁なし麺」の料理も含めている。ランキング形式ではあるが、ランクインしている時点で全店が絶品である。
1位 中華酒場 桜坊
ここ、とにかく凄まじくうまい。中華料理の大衆食堂で、メニューを見ると中華料理ばかり。しかしここ、あまりにも美味しいラーメン二郎インスパイア系ラーメンが食べられる、知る人ぞ知る名店なのである。
まず店内の雰囲気は完全に大衆食堂。優しいおばちゃんが接客してくれるのだが、ラーメンを注文するとき「ニンニクマシマシ」「ヤサイマシマシ」などが可能なのである。豚の枚数はデフォルトで最大6枚まで増量用可能。
目の前にやってきたラーメンは、極めて二郎系のもの。ニンニクはしっかりと丁寧に刻まれたフレッシュなもので、豚にまぶされている感じが極めて魅力的。豚は驚くほどホロホロでジューシー。でもパサ感も感じるというハイブリッドなもの。ジューシーなのにパサ感、凄すぎる。
スープも麺も豚も、二郎系としてかなり完ぺきに近い仕上がり。ここにミニチャーハンをつけて食べれば、スープとの最高すぎるマリアージュが楽しめる。うまい、うますぎる!
「中華酒場 桜坊」(東京都台東区浅草橋4-19-7)
2位 ラーメンイエロー
ウマイね! スープと麺が限りなく優しいの。複数の食材からあふれるエキスが旨味の緩急を生む「優しい」って表現は抽象的だけど、あまりにも優しいので、スルスルと食べ進められてしまう。塩味強めに見えるけどほど良い柔らかさで、味覚刺激は極めてなめらか。
トゲも雑味もなく、それでいて複数の食材からあふれるエキスが旨味の緩急を生んでいるので、抵抗ゼロですすれてしまう。チャーシューの仕上がりも秀逸。厚切りでビジュアルと食べ応えで魅了。その味はスープや麺と同様に優しく、塩味より旨味で勝負したもの。仕上がりも素晴らしく、食べると羽毛のような柔らかさで出迎えてくれる。そして広がる肉汁。たまらない。
かなり完成度が高いラーメン二郎インスパイア系ラーメンだった。毎日、ブレずにこのクオリティのラーメンを作り続けているわけで、あまりにもプロすぎる。すごい。ごちそうさまでした。
「ラーメンイエロー」(東京都台東区台東2-7-4)
3位 麺処マゼル
ラーメン二郎インスパイアの「まぜそば」が食べられる名店がある。ラーメン二郎ファンにむちゃウマイと評判の秋葉原「麺処マゼル」だ。ここ、控えめに言って、かなり最高。
ビルの奥に店舗があるのだが、とにかく店が見つけにくい。JR秋葉原方面から行くとすれば、ビル内の駐車場を経由していくのが近道なのだが、「こんなところにお店があるの?」と思えるところに店舗がある。でもね、むちゃウマなのだよ! まぜそばが!
一度食べたら、また食べたくなるこのハマり度の高さも良き。食感と強めの濃さがクセになる旨さという感じ。もっと濃いめが好きなのであれば、途中からカエシ(醤油)をガッツリ足してススルのもアリ。やっぱり濃いと満足度高い。
単に塩気が強ければいいわけじゃあない。この麺と、このベースとなる汁の旨味あってのおいしさ。まだ食べたことがない人は要チェックのお店である。
「麺処マゼル」(東京都千代田区神田佐久間町1-14 第2東ビル1F)
4位 ごっつ
目の前にやってきたラーメン、すでにビジュアルがヤバかった! あまりにもアブラが多すぎて、純白! そして麺が見えない! 丼を覆っている純白のアブラに、なにかしらタレのような液体がかかっており、ちょっと茶褐色。
なにより衝撃をうけたのが固形のアブラである。切り身とか破片などではない。塊である。アブラの塊である。それがドッサリと盛られているのだ。これは確かに、お店が「致死量! 危険な背脂!」というのも理解できる! 安易に手を出しちゃあいけないラーメン!!
これは特別にアブラが多いラーメン。このお店には普通のおいしいラーメンもあるから、まずはそれを食べたほうがよいかもしれない。
「超ごってり麺ごっつ 秋葉原店」(東京都千代田区神田松永町18-1)
5位 らーめん忍者
二郎系ではありますが、二郎系ではないテイストやボリュームのラーメンもあり、万人向けともいえるラインナップ。今回は普通のラーメンをオーダーしつつ、無料トッピングの増減は「ヤサイニンニクアブラマシ+辛揚げ」にした。ちなみに「全マシ」と伝えても辛揚げ追加を伝えないと入らない。
デフォルトのラーメンでも、ブタが2枚入っている。しかもこのブタ、かなり極厚。そしてプルプルでトロトロ。かなり、ブタの質に力を注いでいることがわかる。なにより、ブタがうまい。味付けが絶妙。濃すぎずベストな塩味。ブタを食べたくて訪れる人もいるはずだ。
この店の魅力は、やはり味のバランス。くどくないし、アブラマシにしてもアブラのしつこさを感じず、雑味も臭みもない。ガンガン食べ進めても飽きない。画像を見てほしい。これだけガッツリとアブラマシなのに、まっっったくアブラっぽくない。あるのはアブラ由来の旨味とコク。うまい。
「らーめん忍者」(東京都千代田区神田松永町17-3)
6位 らーめん影武者
かつて「らーめん影武者」だったが、その後に「こってり脂らーめん きたろう」になり、そしてまた「らーめん影武者」となった店舗。いろいろあったようだが、2026年現在は「らーめん影武者」で営業が続いている。
「とにかくラーメン二郎インスパイアが食べたい」というときに行くと間違いないと思われるが、テイストは二郎というより二郎のような別物なので、オリジナルティありまくりの二郎系と考えるとよいかもしれない。
秋葉原周辺の二郎系のお店のなかでも、特にヤサイが多い印象。なのでがっつり濃いスープでヤサイを食べたいときに
「らーめん影武者」(東京都千代田区外神田3-4-16)
7位 秋葉原わいず
もはや、言うまでもなく大人気のラーメン屋。それが「神田ラーメン わいず」(東京都千代田区内神田3-9-6)。その秋葉原店として知られている「秋葉原ラーメン わいず」も大人気だ。
実は、ここ、ラーメン二郎インスパイア系ラーメンが食べられる。いわゆる二郎系ラーメンが食べられるのだ。あまり知られていないが、それは事実。秋葉原ラーメンわいずの二郎系ラーメンの名称は「豚そば」。価格は1200円で、豚マシマシの場合は1800円。ちなみに月曜日は販売していない(ことがある)ので注意が必要だ。豚そばを食べたいならば月曜日意外と覚えておくとよいかもしれない。そのあたりは事前にチェックしてほしい。
着席すると、好みのテイストを店員さんに聞かれる。今回は、麺硬め、スープ濃いめ、アブラマシマシにした。そして待つこと数分、目の前にやってきた豚そばアラブマシマシ。クタクタのヤサイの上に、たっぷりと茶褐色のアブラが盛られていた。麺はかなりのバキボキで超硬め。濃密濃厚な塩味パワフルなスープを吸い込んで、小麦の旨味を強く楽しめるもの。
ヤサイはかなり柔らかく、そして大量。山のように盛られているわけではないが、スープの中にがっつり大量のヤサイが沈んでいる。麺と同じくらいヤサイがあるようにも感じる。スープは塩味パワフルだが、意味のある塩味であり、まったくダメじゃあない。最初から最後まで心地良い醤油ベースの塩味が楽しめる。
豚はパサ寄りだが、弾力あるクニュとしたもの。個性ある触感。ニンニクがかなり少ないので、その点だけ、人により好みが分かれそうだ。有料でもよいのでニンニクマシマシにできれば、二郎系ラーメンが好きな人はもっと喜びそうだ。しかしながら「わいずの二郎系ラーメン」としての個性と考えれば許せる。
「秋葉原ラーメン わいず」(東京都千代田区外神田3-7-9)
8位 豚の子
今回オーダーしたものは普通のラーメン。無料トッピングの増量はヤサイ、ニンニク、タマネギ、アブラ、すべてマシマシ。麺はカタメにしてもらった。待つこと数分、目の前にやってきたラーメンは、純白のアブラに包まれた、まさに白銀のゲレンデ。
このラーメンの画像を見てほしいのだが、ヤサイとアブラがグラデーションを描くようにクリーム色に染まっている。その時点で美しいのだが、全体的に美しい流線型をしており、余計な突起やはみ出しは皆無。すらりとした、シルクのように流れる美麗な山麓。
この美しさを保つためなのか、今回はニンニクを別皿で渡してくれた。確かに、この眩しい純白のアートを保つには、ニンニクは後乗せにしたほうがよいかもしれない。
しかし、ニンニクをラーメンに盛ってこそ、二郎系。今にも溢れそうなマシマシラーメンにニンニクを盛った。ニンニクをのせても美しかった。よく観察してみると、その魅力が全体からあふれていることがわかる。あらゆる部分に美しさの理由がある。
スープを覆っているアブラが、泡立つような姿をしているのだ。そこから新たな生命が創造されるかのような、原始地球ともいえる状態。
「豚の子」(東京都千代田区神田西福田町4-6)
<アキバのラーメン二郎系ラーメン店ランキングトップ8>
1位 中華酒場 桜坊
2位 ラーメンイエロー
3位 麺処マゼル
4位 ごっつ
5位 らーめん忍者
6位 らーめん影武者
7位 秋葉原わいず
8位 豚の子
いつかラーメン二郎本家がオープンしてくれるとファンとして嬉しい
秋葉原には、さまざまなジャンルのラーメン屋が存在する。スタミナ系もあるし、家系もたくさんある。ラーメン二郎系は特に多い印象を受ける。
もしかすると、秋葉原はラーメン二郎系の激戦区と言えるかもしれない。いつかラーメン二郎本家がオープンしてくれるとファンとして嬉しいのだが、期待して待ちたい。

