離婚を考えて結婚する人はおりませんが・・・・。
万が一、そのような事態に陥ってしまった場合あなたならどうしますか?
冷静な判断ができれば、生活費のこと・子供の養育費・財産分与など考えることは見えてくるのですが、精神的に疲弊した心の状態だと「1日でも早く別れたい!」 と考えるばかり、今後の生活についてはあまり考えていない方が意外と多いのです。
よくニュースで、定年退職を機会に離婚する「熟年離婚」が多いと耳にしますが、厚生労働省の調査によると30代の1年以上5年未満の婚姻期間で離婚する若年離婚が圧倒的に多いことが分かっております。
若年離婚時の問題として、早期で購入した住宅の処分方法です。
お勧めする方法としては家を処分して双方で財産分与してしまうこと。
ローン残債が多い時は売却を考える
頭金を多く入れでいる場合やローン残債が少ない場合は資産価値が高く慰謝料として持っていてもよいのですが、残債が多い時は、返済できないこともあるので売却してうことをお勧めします。
家を慰謝料代わりに引き取りたいという意思が強ければよいのですが、結婚してから5年未満で住宅ローンが利息分しか払われていない場合ですと、借金はそのまま残っていることになるので注意が必要です。
たまに、離婚協議で「元夫がローンを払い続ける約束した」としても、相手側が返済不能となることも十分ありえることであり、長期の返済によるリスクは避けなければなりません。
購入時、連帯保証人になっている場合は特に注意が必要で、返済が滞ることになれば返済義務はあなたが背負うことになるのです。
不動産などを受け取る際には、弁護士を仲介させ、抵当権や名義等の事務的処理の他に、贈与税の対策も完璧にするようにしましょう。
最後に・・・・
万が一の時は、残ったローンが払い続けることができるのかを考えて決断するようにしましょう。