投げ銭

  by かをりおばぁ!!!  Tags :  

 

「1ドル札を!」の続編。昨日は沖縄市のパークアベニュー、かなでるパーク。ホコテンさながら、あちこちで路上ライブ。お目当ては、今日も「KONKOBA」。プレイヤーズカフェ前で16:00~17:00。16:00過ぎに始まる。夏子さんは赤の衣装。1ドル札を入手しても良かったのだが、(交換所でたぶん千円から換えることができて…全部1ドル札ってできるかなあ)と心配になり、大枚500円(我が家にとっては)を投入するつもりで出かける。重くても引きずって帰ればいいというお言葉に甘えて…。カフェのデッキで演奏し、テーブルと椅子を歩道に下ろし、座れるようになっている。デッキ前の歩道のスペースで夏子さんが踊り、ママディもジェンベを奏でる。昨日はママディがMCを担当し、投げ銭の話もしていたが、よく聞き取れなかった。MCのあとでママディが唄った曲に癒された。夏子さんは小さいビブラフォンの様な物を演奏していた。いつもの激しいリズムに身を委ねるのも好きだが…。「KONKOBA」は5~6人のグループだそうだが、昨日は3人での出演だった。最後の曲になったら、投げ銭入れを持って夏子さんから説明があると思って観ているうちに、終わってしまった。最後の方の客の動きで、ステージの前に投げ銭入れが置いてあると感じていた。終わってしまってから500円を入れにいく勇気はない。千円なら…少し悩んだ末、罪悪感を感じながら会場を後に。今回は、本当に回ってきてほしかった。あらかじめ手に握り締めておいて、(重くてすいません)という感じですばやく入れたかった。

投げ銭スタイルというのは、客の心に負担を強いるものだと感じた。その話をされると、楽しいライブも楽しくなくなるし…あくまでライブは楽しくなくてはいけない。そこで、いろいろな投げ銭スタイルを考えてみた。例えば、賽銭箱やミニトレビの泉の様なものを会場に設置し、ライブを観つつ願もかける…これだと硬貨ばかりが集まりすぎて持ち帰りが困難だ。小学校高学年くらいの女の子二人組が客の間を回るというのはどうだろう。「入れても入れなくても自由で、1円から大歓迎」くらいな感じで、女の子が挨拶や会釈をしながら回る…芸術とは裕福な人の支援を受けるもの。1円を入れる人はまずいないだろう。100円や500円、男の人なら千円、裕福な人は大きなお金を入れてくれるのでは?!ハードルは低くしておいた方がよい。こういうスタイルのライブは始めて観たが、投げ銭入れを置いておくと、ダンスの時つまずいてしまうし、ステージまで入れに行くのもハードルが高い。やはり持って歩くしかないようだ。夏子さんのブログにもギニアの現地のアーティストが投げ銭入れを持っている写真があったので、アップした。あの強烈なリズムが迫ってきたり、その中に入っていくのは、恐いと感じる。ステージに投げ銭を入れに行くのは難しい。それから、「飛行機代が高いから投げ銭を」と言われても、知ったことではないから、別の話として、「1年に何回かギニアに帰るけど、飛行機代がバカにならない」という話をし、それからギニアのアーティストが投げ銭スタイルで収入を得ている話をするのはどうかな…?!

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