ありそうでなかった学生ボランティアを促すプロジェクト
時間に余裕があってもお金には余裕がない学生を、企業や社会人が支援をし被災3県縦断へ連れて行く【きっかけバス47】
主催は復興庁連携プロジェクト「公益社団法人 助けあいジャパン」。Facebookのいいね!が18,000越えの団体です。
今までにも「クリエイティブの可能性」と題して、被災地へ何度も無料で学生を招待、感受性の豊かな時期に被災地の現実を見て貰い、将来を担う若者になってもらうのが狙い。そのためには勿論お金が必要です。
クラウドファンディングで資金を集める
クラウドファンディングとは、不特定多数の人がインターネット経由で、他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語です。前回までは、助けあいジャパンのFacebookや、関係者が個人的に呼びかけ最初は厳しいかな?と思ってた目標額を毎回クリアしています。いや〜日本人も捨てたもんじゃありませんね。
ただ今回は、今までよりもスケールupしたプロジェクトになるので、READYFOR? を使い資金集めをしています。
(8月24日現在の達成金額は260万円)締め切りは、9月2日PM11時までですが
47都道府県ごとに分かれ(最低)10人×1万円×47都道府県=470万円が目標金額
安倍首相認定で、法人なら寄付金が何と全額損金扱い!
このプロジェクトは、内閣府による指定寄付金の認定を得ています。
指定寄付金の場合、法人の場合は全額損金、個人の場合は40%確定申告で戻る税額控があり
今回のプロジェクトは全てを寄付によって実施する新しいボランティアツアーの形です。
*写真は全て、助けあいジャパン HP より
指定寄付金制度は、日本に8000社以上ある公益法人の中でも6法人しか認定を受けてません。
助けあいジャパンはその6つの法人の1つで、公益性があり尚かつ被災地支援をしている事業にのみ認められているものです。
特に企業は寄付をすることで東北の復興に携れ学生を育て、その上全額控除で戻ってくるとは、素晴らしいシステムですね!
参考資料
● 指定寄付の募集について
2013年7月11日、内閣府より東日本大震災の被災者支援活動のための指定寄付金の認定を受け、指定寄付の募集を開始しました。
これにより、対象となる事業に個人・法人が寄付をした場合、寄附金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けることが出来ます。
【認定対象となる寄付金について】
今回、認定対象となる寄付金は以下の活動費となります。
①岩手県、宮城県、福島県に社会人・学生ボランティアを派遣して行う支援活動費
②岩手県、宮城県、福島県の事業再開、販売拡大のためのマッチング活動費
学生参加者もまだ募集しています
今回プロジェクトの名称は、「先輩!私を東北に連れてって」。
連れて行く学生は自薦で各県一人を選抜。支援して下さる方の想いを背負ってして行くのですから、本気の学生を求めています。
8月23日現在、47都道府県で30県から立候補者がいます(既に代表が決まった所もあります)が、未だの県の人!チャンスですよ。
詳しくは http://tasukeaijapan.jp/?page_id=34310をご覧ください。
又特筆すべきなのは、プロジェクトを進めているのが【現役の大学生】だと言うこと。
彼達は、過去に同じく社会人が寄付をしてくれたお金で、無料で被災地へ行った学生達です。
聞くのと実際に見たのでは大違いと人生観が変わり、今ではより多くの後輩達に、現実を見て貰おうと専門のブログを立ち上げる他、
各専門機関にお願いに行ったり広報活動をしたり、復興に関わってから自分達の変わり様に驚いている様です。
他にも特典あり!まだの県もあります。
8月23日現在、各県10人×1万円=10万円の目標ですが、もう達成した都道府県もあれば未だに苦戦している県もありました。
現在住んでなくても「私は何県」と、ふるさと納税みたいな感じで何処でも良い様です。
寄付をしてくださった方は、助けあいジャパンのHPにお名前が掲載されます。
昨年度末の数字ですが、約2年間で600万PV見られているサイトですので、支援をする事で企業の宣伝効果にもなりそうですね。
参加します! 私にもできる事
来週ミーティングがあるので、その時に私が過去に作っていたビーズアクセサリーを販売し、売り上げを寄付しようと思っています。被災地の為に何かしたいと思っている人は76%もいるそうですが、実際に行動に移す人は少ない様です。瓦礫の片付けなどのボランティアに出向いた人は国民の約1%!未だ未だ東北の復興は終わっていません。個人で寄付をされる人は、確定申告の際に寄付金額の40%が還付されます。
実際のツアー期間は2013年9月6日(金)〜9月10日(火)
昼はボランティア活動や現地の方からお話を伺い、夜は参加者同士の対話の時間をもうけ、想いや理解を深めることで風化させない事が第一の目標です。
あ〜私が学生だったら行きたかったな。娘でさえ大学を卒業しちゃったし。
助けあいジャパン「きっかけバス」:http://tasukeaijapan.jp/?page_id=34310