観測史上最大のハリケーンを観測!場所は何と土星の北極だ。探査機カッシーニがとらえた映像である。
米航空宇宙局(NASA)が4月29日、土星の巨大な渦の映像を発表した。地球2つがすっぽり入る巨大な渦で、反時計回りに六角形に渦を巻いている。
渦は北極を中心として、目だけで約2千キロ、地球の平均的なハリケーンの約20倍。地球のハリケーンは動きまわるが、この渦は北極に張り付いている。カリフォルニア工科大のアンドリュー・インガソル博士は「なぜ土星にハリケーンが起きるのか、謎を解かねばならない」と話している。
カッシーニは2004年に土星へたどり着いていたが、北極は冬で暗かったため、これまで十分に観測できていなかった。春が訪れて北極がよく見えるようになったため、今回の発表となった。
カッシーニ (Cassini-Huygens) は、アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)によって開発され、1997年に打上げられた土星探査機である。 当初、2008年までを予定していたが、2度の延長があり、2017年5月まで運用が決定している。
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参考HP Wikipedia:カッシーニ National Geographic news:土星北極の巨大嵐、カッシーニが観測