東海汽船が「ミステリーきっぷ」の販売を開始した。このきっぷ、出発当日までどこの島に行くかわからないという、まさに行き先が完全ミステリーなきっぷなのである。
日帰り往復なので島に宿泊することは不可能
出発地は東京で、行先の候補は大島、利島、新島、式根島、神津島のどこか。東京を22:00に出発し、どの島も到着は翌朝となる。日帰り往復なので島に宿泊することは不可能だ。
もし行き先が神津島だったら滞在時間は約30分
「ちょっと楽しそう!!」と思う人もいるかと思う。確かに楽しそうだ。ワクワクする。しかし、もし行き先が神津島だった場合、滞在時間は約30分! 島に降りたら30分後に戻って出航。すぐに東京を目指すことになる。
時間がない! 精神を加速させろ!
たった30分で何をしろと!? そう思うかもしれないが、だからこそのミステリーきっぷ! その30分間に神津島に対する情熱をこめて楽しめば、30分でもじゅうぶん楽しめるはず。精神を加速させろ!
滞在時間が短いので船内レストラン利用がお勧めです
ちなみに東海汽船は、神津島が行き先になった場合のアドバイスとして「滞在時間が短いので船内レストラン利用がお勧めです」とコメントしている。えっ!? そもそも神津島に行かないという選択肢!? い、潔すぎる! 精神を加速させろ!
このミステリーきっぷは往復4000円で、2023年12月5日~28日に出発するスケジュールとなっている。時間がある人はワクワクを求めてチャレンジしてみてはいかが? 精神を加速させろ!
※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より