新年度が始まり、新生活が始まる人々も多いでしょう。
大手企業では入社式を全て「英語」で進めた会社もあったとか。
新生活をスタートさせるため、引越し、各種契約手続きの変更などで至る所に電話された方も多いだろう。
筆者が気になるのは電話先でのオペレーターが敬語、丁寧語が満足に使えていない点について。
筆者がとあるコールセンターで手続きをすると、
「担当から改めてかけ直しますので、少々お待ちくださいませ。」
との返事。
ここまでは問題ない。
※画像はイメージです。
折り返ししてきた担当者が
「当方のスタッフが【おっしゃってまして】・・・」
「お客様が【言っている】ことは・・・」
と「おっしゃる」を使うことで、お客さんより、コールセンタースタッフを高めてしまっているという有様。
また別のコールセンターにかけたときは
「ただいま、お申込頂いた内容を【お受け賜ります】」
【承る(受け賜る)】が謙譲語ではないと勘違いしている方もいるようだ。
偶然かけた2つのコールセンターの担当者だけなのかもしれないが、敬語・丁寧語を理解していない方が多いのではないか。
新社会人の皆様、いや、現役の社会人の皆様全員に言えることだが、外国語よりもまずは日本語ではないだろうか。
お客様、上司と話すときは敬語、丁寧語、謙譲語を理解していたほうが絶対に得だと思う、国内で仕事をするのであれば。
気になる方は是非復習をされて下さい、筆者も出来る限り復讐している最中ですが・・・。