今話題となっている、微小粒子状物質「PM2.5」。今年になって、騒いでおりますが、 実はPM2.5は最近の事ではない事が判明しました。
4月2日朝刊の産経新聞の記事で、何とPM2.5の成分はタバコの煙にも含まれていると言う事!
何とも恐ろしい事と思いませんか?
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PM2.5とは?
PM2.5を調べましたところ、PMとは粒子状物質を指しており、2.5とは粒子の大きさを示す数値と言う事。PM2.5の粒子の直径は2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは1ミリメートルの1000分の1)と言う事で、具体的な大きさレベルは、液体、燃焼による粉塵(ふんじん)、そして車や工場の排気ガスのすすの成分の大きさ。更に、たばこの煙の中でも、フィルターに通っていない副流煙に多く含まれていると言われております。
子供や高齢者は特に注意が必要!
体がまだ未発達な子供や体力が低下している高齢者の方は注意が必要です。粒子が小さい為に、肺の奥まで入り込み、長期間吸い続ける事が、肺炎を起こす原因となり、特に高齢者の方は肺炎だけに留まらず、糖尿病や心筋梗塞、心疾患など汚染物質を吸っているだけでさまざまな病気の発症、悪化を促してしまいます。
マスクはまだしましょう!
花粉シーズンが落ちついてきた4月上旬。ただ、まだまだ乾燥する日が続きます。乾燥する季節は、PM2.5の他、空気中に見えない細菌が活発に動いています。まだまだ油断ができません。温かくなるまでもう少しマスクをする事が必要でしょう。
PM2.5の恐ろしさ!
米国などの疫学調査によりますと、PM2.5の数値が1立方メートル当たり10マイクログラム増える事で、肺がんの死亡率が14%、心臓や肺の病気の死亡率が9%、全死亡率が6%それぞれ増えるとされています。特に影響を受けやすいのが、呼吸器系や循環器系の疾患がある人や小児、高齢者という事で、菌が活発になりやすい乾燥する季節は普段からマスクをする事が大事ですね。