『カネゴン』とは?
1966年1月~7月『ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」に登場する怪獣。
金の亡者である小学の少年・加根田金男が偶然見つけたカネゴンの繭に引き込まれ、かつ抽象なイメージの中で数時間かけて変身し誕生した。
まずは、カネゴンを知ろう。
まずは、動画を見てみよう。
動画を見て思ったこと。。。当時の子供って「江戸っ子」な口調、かつラッパー風である(笑)
「Hey!Yo~!」。
「よぅ~!助けてくれよぅ~!」。ラッパー風なのであります。
そして、当時は戦後の色も残っていて、工事現場で遊ぶ子供たちを“注意”するのではなく、ヒゲを生やした“大佐風”の工事現場の方が、「ブルドーザーで遊び現場をブッ壊す」。
大人が!?子供の遊び現場を壊してるバック音楽も、兵隊行進風の音楽。。うーん、シュール。
カネゴンの世代が成長して。
作者・監督は、「お金に執着してはいけない」って事を伝えたかったと思うのですが、あの時代の子供が、大人になってはたして「お金に執着」しないで成長できたのだろうか?
・・・残念ながら“お金に執着して”成長してしまったのではないかと思ってしまいます。皆が皆じゃないけど。
見解として、ウルトラQが放映されてたのは1966年。カネゴン扮する「加根田金男」の設定は、小学高学年のガキ大将の設定なので、12歳(小6)っと考えて、加根田金男は1954年生まれとして、現在の年齢、59歳。社会的には定年間際世代だ。大手会社の“カネゴン世代”はあと少しで定年退職して、退職金を頂く世代なのだ。その後数年で「年金」を貰うことになる。そして、公務員・官僚などは天下りで再雇用してもらうのではないのだろうか?
・・・「カネゴン」のメッセージは伝わっているのか?
彼らのバブル期の年齢はだいたい「32~37歳」家庭を持ち、子供も生まれさぞや、充実した生活をしていただろう。現在の「32~37歳」よりは充実してたはずだ。
あなたの近くにも居ませんか?「あ~バブルって、楽しかったなぁ~」と浸ってるオヤジ。奴等は、まさに!カネゴンを見て育った世代なのかもしれない。
そして、彼らの甘い時代のバブルは、はじけて現在に至りる。そして、現在の若者がそのしわ寄せをしているのではないでしょうか?
カネゴンと“アベノミクス”
先程述べましたが、ウルトラQが放映されてたのは1966年。カネゴン扮する「加根田金男」の設定は、小学高学年のガキ大将の設定なので、12歳(小6)と考えて、加根田金男は1954年生まれ。現在の年齢、59歳。
1954年生まれの著名人。
・石田純一氏 ・林真理子氏 ・片岡鶴太郎氏 ・秋吉久美子氏 ・ジャッキー・チェーン氏 ・・・etc
そして、“アベノミクス”の安倍晋三氏。
お金の流れ(景気回復)を良くする為「お金を使ってください~」的な政策と感じる。そうしないとお金の流れは良くならないのは理解しているが、その使い方だと考える。以前の政権の様に無駄な工事や公共施設を建てたり、無駄に使わないでほしいと思う。
カネゴン・・・お金に執着しすぎてなってしまう怪獣。顔は小銭入れの様な形。体は宇宙人!
お金を1日3,510円(1966年としては大金かと思われる)食べないと餓死してしまう。その為なら、銀行強盗もしてしまう。そして、頭にあるトゲは相手に馬鹿にされない様に強く見せるものがついている。気が弱いと言うことだ。実際、カネゴンは困るとすぐ泣く。
そんなカネゴン世代に今の政治・経済が、操られていると感じるのは・・・ワタシだけだろうか?