「こしあんバー」だけではない?井村屋の総力を結集した人気シリーズでお月見を満喫せよ!

  by 古川 智規  Tags :  

世は「こしあんバー」で話題は持ち切り?だが、井村屋は秋にぴったりな商品を出しているので、今回はその2商品についてレビューする。
「4コ入 チョコクリーム大福(チョコあん)」と「片手で食べられる小さなようかん」である。

包みたてのおいしさがそのまま味わえる冷凍和菓子シリーズから、『4コ入 チョコクリーム大福(チョコあん)』は、冷凍ながら解凍方法により多彩な楽しみ方ができる同社の人気シリーズだ。解凍具合によりアイスクリームのような食感や大福そのままの和菓子としても大丈夫だ。時間的にはお急ぎの場合は電子レンジで、急がない場合は自然解凍で食べることができる。
記者は自然解凍としたが、大福の粉はべっとりとしておらず出来立ての大福と同じ。お餅の伸びも言うことなしで、チョコ餅、チョコあん、チョコクリームとチョコレートだらけなので、若い方でも和菓子と気軽にお付き合いができそうだ。
緑茶でもいいが、コーヒーや紅茶にもよく合うので好みのお茶で「お月見」というのもいいだろう。残暑が厳しいので、その際には半解凍でアイス感覚でもよさそうだ。

続いて「片手で食べられる小さなようかん」だ。『片手で食べられる小さなようかん 抹茶』が9月の発売だが、煮小豆も本格的で美味しい。片手で食べられるのはなにも小さいからだけではない。そこには食べる人の障壁を完全に取り除く努力と仕組みが隠されている。

個包装されたパッケージには「押す」との文字が目立って書かれている。この形状であれば通常はどこかに切り口があり、そこから中身を取り出して食べると考える。ところが、それだと手にようかんの糖分がべっとりと付いて後が大変だ。これがようかんの障壁ともいえる。大きなようかんを切って出されても指のどこかに付いて困るので大きさに限らずの障壁と言えよう。

ところが、本品はパッケージの腹を押すだけでようかんに圧力が加わり、自動的に上部のパッケージが開く構造になっている。よってパッケージを持ったまま口に持っていけばようかんが飛び出す仕組みだ。
今回発売された抹茶は、煮小豆の製法をそのままに「福寿園監修」宇治抹茶を使用し、抹茶の旨みや渋みを封じ込めた本格的な抹茶ようかんに仕上がっている。こちらは緑茶と一緒にいただきたい。暑ければアイスの緑茶にも合うのでやはりお月見や、脳が糖分を必要とする疲れた時にも最適と言えよう。

※写真はすべて記者撮影現代

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