東京・代々木にあるピッツェリア『ピッツェリア・ロマーナ・イル・ペンティート』(東京都渋谷区代々木3-1-1)は、そんなローマピザの名店。北野武さんや高嶋政宏さんが訪れるお店としても知られています。
誰にも真似できない美味しさ
『イルペンティート』の店主であり、ミシュランガイドに掲載されたシェフとしても知られている生田シェフ。彼がクリエイトするイタリア料理の数々は、どれも「本場イタリアよりおいしい」と評判。妥協せず、常に最善と最先端を追求する生田シェフだからこそ編み出せるグルメといえます。
生田シェフが推す飲食店を生田シェフと巡る
この『世界一うまいピザレストラン・イルペンティート生田シェフと行くメシ連載』では、生田シェフが好きで好きでたまらないオススメ飲食店を生田シェフと巡り、魅力的な料理とお店をお伝えしていくものです。
生田シェフとおいしいご飯を食べるだけ
評論家でもなければ、レビュアーでもないため、知識も語らず、ただ単に「生田シェフとおいしいご飯を食べるだけ」のかなりユルめな連載です。ただ、食べるだけ。そこにあるのは、作る人と食べる人のみ。
洋食『ほーむれすとらん わか』
今回はオムライス。生田シェフが連れてってくれたのは、地下鉄・永田町駅や赤坂駅から徒歩圏内にある洋食の名店『ほーむれすとらん わか』(東京都港区元赤坂1-5-18)。
わか風オムライスが人気
ここの一番人気は「わか風オムライス」で、デミグラスソース(1130円)とカレーソース(1180円)のどちらかを選べます。多くの人がオムライスにハンバーグ(240円)をトッピングしているようです。オムライスにハンバーグ、極めて洋食、まさに洋食、とことん洋食!
お店に行くと「満席」のフダが。生田シェフはお店観察でメニューをパチリと撮影。いろいろ撮りつつ待つこと数分、優しい感じの店員さんが店内に案内してくれました。店内は昔ながらの洋食屋さんな雰囲気。
ソースがたっぷりかけられたトロトロの玉子
わか風オムライスは、ソースがたっぷりかけられたトロトロの玉子にライスが乗っているタイプ。ライスはプレーンでホワイト。ケチャップテイストがお好きな人は、ケチャップライスが使われている「赤いオムライス」(1130円)もあります。
デミグラスソースのエビフライトッピング
生田シェフは、わか風オムライスのデミグラスソースのエビフライトッピングをオーダー。筆者はわか風オムライスのデミグラスソースのハンバーグトッピングをオーダーしました。
昼から飲むビール
生田シェフが「ビール飲んじゃおうか!」と提案。昼から飲むビール。断る理由はありません(笑)。
しかも瓶ビール。最高すぎます。幸せすぎる展開。気が付くと瓶ビール、空になっている。意外となくなるの早い。
目視だけで「これ絶対ウマイやつ」
やや急な階段をのぼってテーブルにやってきた、わか風オムライスのデミグラスソースのエビフライトッピング。洋食と洋食の究極形ともいえる組み合わせ。目視だけで「これ絶対ウマイやつ」と思わせる魅力があります。
キリッとした冴える苦味
カメラでの撮影をサッと終わらせて食べる生田シェフ。最初の一口で「甘ったるくない! 苦味がイイ」と感動。世間には甘めなオムライスやデミグラスソースがありますが、ここはキリッとした冴える苦味があるようです。
デミグラスソースは「優しい苦味」
筆者はわか風オムライスのデミグラスソースのハンバーグトッピングを食べたのですが、確かにこれ、苦味がアクセントとしてきいています。しかも過剰に苦くない。「優しい苦味」とでも言いましょうか。苦いけど苦味で突っ走らない。
ハンバーグが薄めという珍しいタイプ。持ち上げると崩れそうなほど薄くてもろい。でもこれ、だからこそイイ。スプーンをハンバーグに沈めれば容易に切れてオムライスにも到達。ハンバーグとオムライス共にスプーンに乗せて食べられます。うまいです。
大盛りにしても食べきれるはず
量は若干少なめに感じました。ハンバーグをトッピングしても「まだまだイケる」と思いました。なので、大盛りにして丁度良い量かもしれません。
上質な洋食なのに安すぎる
これ、ちょっとした洋食屋ならば1800~2000円してもおかしくありません。それが1130円。ハンバーグを足してもプラス240円。しかもここ、東京の中心部・赤坂です。いろいろとおかしい。上質な洋食が、そんなに安くていいのでしょうか。
イルペンティート生田シェフと行くグルメ連載、第7回は『ほーむれすとらん わか』のわか風オムライスでした。洋食が大好きならば行ってみる価値、大アリだと思いますよ!
店名: ほーむれすとらん わか
住所: 東京都港区元赤坂1-5-18
ミシュランシェフのイルペンティート・生田さんと赤坂で昼ビール。飲む予定ではなかったがッ! 禁断の昼飲み、うまいッ! pic.twitter.com/2b0ij2H6J5
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) February 16, 2023
生田シェフと食べたのは、赤坂の洋食専門店『ほーむれすとらん わか』のデミグラスソースオムライスハンバーグのせ。絶妙な苦味で玉子本来の旨味を引き立てる秀逸な仕上がり。うまい。次回はケチャップオムライスも食べたい! pic.twitter.com/c7gXbEokGt
— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) February 16, 2023