石田ニコルインタビュー 自身初のカレンダーは「本当に素なんです」 NFTアーティストとのコラボにも挑戦

  by ときたたかし  Tags :  

ミュージカル女優としてのみならず、モデル・バラエティー・ゲーム実況配信など、多彩に活躍中の石田ニコルさんが、自身初となる「石田ニコル 2023-2024年カレンダー『Which is…』」を発売します。

今回発売となる、石田ニコルさん初となるカレンダーは、「今までしたことのない表現」・「みせたことのない表情」を切り取るために、「グラビア」的な衣装やポージングを取り入れ、石田ニコル至上最大の露出度に挑戦。男性ファンのみならず、女性にも手に取っていただけるカレンダーにすべく、カメラマンはファッションを主戦場として活躍している花盛友里氏に依頼をし、セクシーな中にヘルシーな美しさがみえる見せ方にもこだわっていると言います。ご本人にお話をうかがいました。

●実は意外にも、カレンダーそのものが初挑戦とうかがいました。

よく言われるのですが、初のカレンダーです(笑)。そしてランジェリーを身に纏った大人っぽい撮影を、ずっとしてみかったんですが、今回カレンダーという場で叶えることができました。

●かなり大胆ですよね。

今までで一番露出しているとは思います(笑)。20代くらいからこういった撮影はしてみたい気持ちはありましたが、なかなかタイミングがないままここまできて。今がタイミングかなと思い挑戦しました。

●テーマは何でしょうか?

「陰」と「陽」で分かれているところはあります。「ダーク」なものと「ライト」なもの、「素」と「作り込んだもの」をミックスしてそれをカレンダーにすることで、一年間楽しんでいただける作品にしました。

●ご自身の感想はいかがでしょうか?

みんなびっくりすると思います(笑)。今まで見せたことがない表情も出していて、でもそれが狙いでもありました。なので見たことないわたしが、たくさんいると思います。

●クールなイメージの頃もありましたよね。

写真集のイメージですよね(笑)。今回、力を抜いて撮っているところもたくさんあるので、わたしの家族や友だちしか知らない表情に注目してもらえると。本当に素なんです(笑)。

●今回発売になるカレンダーで悔しくもセレクトされなかったカットを、別の切り口の作品としてNFTアートにして販売もされますが、NFTアートとのコラボレーションのきっかけは何でしたか?

今の時代、カレンダーだけではもったいないなということで、新しいことをやってみようということで挑戦してみました。カレンダーは12枚と、使う枚数が決まっているんですよね。表紙を入れても13枚。今回本当にどれもいいカットばかりで。

全カット数合わせて3,000枚を超える枚数があったのですが、カレンダーに組めなかったカットをNFTアートにするというのは新しい試みになると思いました。やってよかったなと思っています。

●NFTクリエイターであるフジイカズシ氏とコラボしてみていかがでしたか?

写真の世界観を別の角度から芸術作品にしていただけてどれもお気に入りです。わたしもまだNFTについて勉強中ではあるのですが、NFTアートは購入すると、自分だけのものとして所有できるようになるんです。そんな特別な価値のついた作品をファンの方に所有していただくことでまた新しい絆ができるのではないかなと思っています。

●先ほどの「今ならいける気がした」という気持ちの変化ですが、そう思う何かきっかけがあったのでしょうか?

昨年、ドラマで初めてベッドシーンをやらせていただき、そこで何かがポン!と、「あ、いいんだ」って思えました。自分の中ですごくダメダメ、嫌々と思っていたものが、楽しいと思えたんです。だったら、写真でもいけるかも知れないと思い、今回カレンダーにしようと。

●やってみるということ、踏み出す最初の一歩が大事ですよね。

そうなんです。わたしけっこうビビリなので最初は嫌がるのですが、信じて全力でチャレンジしてみたらハマることが多かったり、ストンと落ちることばかり。舞台もそうなんです。やってみると楽しみを見出だせるタイプなんだなと。なので、なるべくチャレンジするようにしています

●舞台と言えば、ミュージカル『MEAN GIRLS』では、レジーナ・ジョージ役を演じられますよね。

『MEAN GIRLS』ファンがわたしのまわりにはけっこう多くて、わたしがレジーナを演じると決まった時、「ピッタリだね!」「ありがとう」と言われて(笑)、うれしかったです。

●彼女は、主人公に意地悪をする学校の女王様ですよね。

意地悪です(笑)。いかに普通に当たり前のように酷いことを言えるかが、今回のわたしの課題かなと思っています(笑)。

●どういうテイストになりそうですか?

派手でコメディな感じだと思います。音楽もめちゃくちゃカッコよいので、楽しんでいただけると思います。ピンク色の世界にみなさまを連れていけるように頑張っていますので、ぜひ期待していてください。

●今日はありがとうございました。最後にファンのみなさんへ一言お願いします。

ちょっとびっくりする方もいるかも知れないのですが、わたしのやりたいことを詰め込んだ、自信作になりました。一年を通してみなさんのそばに置いていただき、これを見て疲れた時などに元気を出していただけるとうれしいなと思います。

■石田ニコル ファーストカレンダー発売決定!

【HMV&BOOKS特典】として、3月4日対面式特典会も開催!
NFTのコラージュアートは2月14日発売開始予定!
【HMV&BOOKS特典】発売記念対面イベント付きご購入先リンク
https://www.hmv.co.jp/store/event/46495/ [リンク]

NFTのコラージュアート発売情報はTwitterから
https://twitter.com/ishidanicolenft [リンク]

■ミュージカル『MEAN GIRLS』2023年公演 公式サイト
https://musical-meangirls.jp/cast.html [リンク]

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo