全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。今回は私が1月に食べたラーメンの中で美味しかったラーメンベスト5をお届けします! 殿堂入りのお店は除外させていただき、初めて訪れたお店に限らせていただきました。美味しいお店探しの参考にしていただければと思います。それでは発表します!
第5位:麺場 絆1048(戸塚)
横浜・戸塚にある釜炊きとんこつラーメンの人気店。2016年オープンで“たまがった”出身。
「らーめん」を注文。740円とリーズナブル。どデカい釜が鎮座していて、それだけでそそる。
具は、チャーシュー、きくらげ、青ネギ、ノリ。麺は、極細ストレートの三河屋製麺製。臭みは抑えつつしっかり濃厚で厚みがあり、パワフルなスープがとても美味しい。チャーシューは提供直前に炙っており、香ばしさもあり個性的。卓上の辛ニラや高菜、紅しょうがで味変も楽しい。
ランチタイムはライス無料なのでお腹が空いている方でも700円台で相当楽しめる。
第4位:世田谷中華そば 祖師谷七丁目食堂(祖師ヶ谷大蔵)
名店“柴崎亭”の系列で『ミシュランガイド東京』の2022・2023と2年連続でビブグルマンに輝いたお店。オープン時はワンコイン500円という、とんでもない価格設定で話題となった。いまだに650円で提供していて、頭が下がる。
「世田谷中華そば」をいただく。具はチャーシュー、メンマ、ほうれん草。麺は細めストレート。いりこがバシッと利いたスープにキレのある醤油を合わせている。チャーシューは一枚ずつ炭火で炙っている。真っすぐな旨味が心地よく、素晴らしいクオリティ。
ミシュラン掲載店ながら地元客でいっぱいなのも最高だ。
第3位:ぶたのほし(尼崎(兵庫))
兵庫・尼崎にある超人気店。2018年創業で、店主さんは“無鉄砲”出身。
ド豚骨のお店なのに、店内がオシャレで清掃も行き届いている。大きなスピーカーで60-80年代の洋楽の名曲が流れていて、待っている間も至福の時間。店主の美学が見える。
注文は「とんこつラーメン」。羽釜2つと寸胴1本のスープをブレンドして都度かき混ぜて調整しながら極上の濃厚豚骨スープを仕上げる。具はチャーシュー3枚、青ネギ、ナルト、メンマ。麺は太め平打ち。
豚骨のパワーは凄いのに、どこまでも上質で美しい。修行先譲りの豚骨パワーと店主さんの独自の美学で、唯一無二の素晴らしい一杯になっている。名店。
第2位:ソラノイロ ARTISAN NOODLES(麹町)
麹町の人気店“ソラノイロ”が2020年10月より店名も新たにリニューアル。
「中華そば」を注文。具はチャーシュー、味玉、ナルト、ワカメ、ノリ、ネギ。麺は中太ストレートの丸麺。豚、熊本の天草大王、香味野菜、煮干しとカツオなどを使ったスープ。醤油は山形県産。豚は瀬戸のもち豚を一頭飼いしているそう。
ノスタルジック方面にまとめているのに、ダシ感とまろやかな醤油ダレの旨みが爆発。魚介もしっかり感じる味の構成でバランスも素晴らしい。少し太めの麺の存在感もよく、満足感も高い。最高のクオリティの一杯だ。
第1位:博多とんこつ 天神旗(上新庄(大阪))
2000年オープンの博多ラーメンの人気の老舗。とても綺麗なお店。
「老塩とんこつ」を注文。スープはこってりの「老」とあっさりの「若」から選べる。具はチャーシュー2枚、ネギ、きくらげ、ゴマ。麺は極細ストレート。
深めのどんぶりになみなみ入ったスープが嬉しい。濃厚な豚骨スープは臭みを抑えつつ、しっかり濃厚でどっしりとした味わい。塩ダレは塩角が強くなく、豚骨の旨味を存分に楽しめる。
横綱的な余裕すら感じ、これぞ名店という雰囲気を醸し出すお店。
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