PlayStation 5の新ディスク版はUltra HD Blu-ray(UHD BD)の再生に対応しており、その言葉からもBlu-rayファミリーに属することがわかりますが、UHD BDとは一体何なのか、通常のBlu-rayディスクとどう違うのでしょうか。
4Kとは?
まず、4Kの定義ですが、日本では横方向の画素数が4000程度になると4Kと呼ばれることが多いので、3840×2160の映像を4Kと呼ぶことが多いですが、海外ではFHDの4倍程度の縦方向の画素数が重視されることが多いようです。 UHD BDの「UHD」はUltra High Definitionの略で、4Kの映画やゲームを記録できるブルーレイディスクで、ブルーレイディスク連盟によると、UHD BDディスクはHDR 10コンテンツの書き込みに対応しなければならないとされています。
Ultra HD Blu-rayとは?
前述の通り、UHD BDはHigh Definition Blu-rayの略ですが、ディスクに保存できるデータ量という点では別の意味があります。 UHD BDは記録層を最大3層まで拡張し、1層あたり33GB、最大100GB近くまで高密度にデータを書き込むことができます。 具体的には、従来のブルーレイは2層の収納棚と考えることができますが、UHD BDは1層増えるだけでなく、各層の容量が増えるので、より多くのものを収納することができます。
UHD BDは内部データの記録方法だけでなく、従来のブルーレイディスクの物理特性も変更されているため、UHD BDのコンテンツを読み込むためには対応するプレーヤーやバーナーが必要です。 UHD BDブルーレイディスクの再生に対応した機器の最も簡単な見分け方は、本体やケースにUHD BDのロゴがあることです。 家庭用ゲーム機では、注目の「プレイステーション 5」に加え、「Xbox One X」「Xbox One S Disc Edition」「Xbox Series X」もUHD BDに対応しています。
PCで4K Ultra HD Blu-ray再生できますか?
UHD BDは内部データの記録方法だけでなく、従来のブルーレイディスクの物理特性も変更されているため、UHD BDのコンテンツを読み込むためには対応するプレーヤーやバーナーが必要です。 UHD BDブルーレイディスクの再生に対応した機器の最も簡単な見分け方は、本体やケースにUHD BDのロゴがあることです。 家庭用ゲーム機では、注目の「プレイステーション 5」に加え、「Xbox One X」「Xbox One S Disc Edition」「Xbox Series X」もUHD BDに対応しています。
UHD BDをPCで再生する場合、UHD BDの読み込み可能なドライブが必要なだけでなく、以下の要件をすべて満たしたPCでないと再生できません。
- オペレーティングシステム:64ビット版Windows 10 バージョン1709以上
- プロセッサー:Intel SGXに対応した第7世代以上のIntel Coreプロセッサー(使用するマザーボードもIntel SGXに対応している必要があります。)
- グラフィックス:HDCP 2.2以上に対応したインテルCPU内蔵グラフィックス(インテル UHD グラフィックス 630、インテル Iris グラフィックス 640以上)
- モニター:HDCP2.2以上の外部モニターまたは内蔵モニター
- 再生ソフト:UHD BDに対応していること(例:PowerDVD Ultra、Leawo Blu-ray Playerなど)
ご注意:IntelがCPUのSGX機能を削除したため、PCで4K UHD BDの視聴ができない可能性があります。詳細はこちらの記事をご参照ください。