AKB48の人気メンバーとして活躍した過去を持つ、カリスマ的タレントの前田敦子さん(30歳)。AKB48を卒業したあともファンから絶大な支持を得て、最近では2021年に2級小型船舶操縦士免許を取得したことでも知られている。
寿司のネタだけを食べて酢飯を残す
そんな前田敦子さんの寿司の食べ方が、かつて話題になったことをご存じたろうか。その食べ方とは、寿司のネタだけを食べて酢飯を残すというもの。つまり寿司のネタと酢飯を分離し、ネタだけを食べるというわけだ。
残された酢飯がもったいないとの声
寿司はネタと酢飯の組み合わせによって、はじめて寿司として成立するもの、……と世間では認識されている。それゆえ「寿司のネタだけを食べるのであれば、それは刺身を食べていることになるのではないか」との声も出た。なにより残された酢飯がもったいないとの声も出ていた。
食べた人が「おいしい」と感じることが大切
しかし、寿司にしても、どんな料理にしても、食べた人が「おいしい」と感じることが大切。前田敦子さんが「寿司のネタだけを食べたかった」のであれば、それはそれで、正解なのではないだろうか。彼女の食べ方が話題になった当時は、そんな声も出ていた。
「職人や寿司を冒涜している」という意見
もちろん「職人さんがかわいそう」「職人や寿司を冒涜している」という意見があるのも理解できる。だがしかし、結局は気持ちの問題。寿司は食べる人のために握られるものであり、食べる人が食べて「おいしい」と感じたならば、それが正しいといえるのではないだろうか。いや、料理の食べ方に、正しいも、間違いもない、といえるかもしれない。
そういう視点で考えれば、前田敦子さんの寿司の食べ方を反射的に批判するのは適切といえないかもしれない。
酢飯を食べないのはもったいない
ただし、酢飯を食べずに残してしまう行為は、やはりもったいないと感じてしまうもの。寿司のネタだけを食べたいときは、最初から刺身をオーダーするか、あとから酢飯を食べるか、もしくは酢飯を誰かに食べてもらうと良いかもしれない、……が、皆さんは前田敦子さんの寿司の食べ方をどうお思いだろうか。