イベルメクチンとは?

今、話題のイベルメクチン。皆さんはどのくらい詳細をご存知でしょうか?
感染症の治療薬として販売されているのをご存知である方はとても多いと思います。イベルメクチンは有効成分の名称で、アタマジラミ、疥癬、河川盲目症などの寄生虫感染の治療に使用されてきました。
さらにもっと詳しく知りたい方、必見です。2011年1月では、全ての臨床実験においてイベルメクチンは統計でも有意でした。5回目のRCTで合計2052人の患者において。伝染率が大幅に減少したとされています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬「イベルメクチン」の臨床試験による証明(要約版)

イベルメクチンは抗寄生虫薬であり、2015 年にその発見者がノーベル賞を受賞した。イベルメクチンは臨床試験を通して、非常に強力な抗ウイルスかつ抗炎症の特性を有することが証明されている。過去 4 か月間で、世界中の多くの国や医療施設で比較対照臨床試験が実施されたが、イベルメクチンによる治療を受けた新型コロナウイルス(COVID-19)患者の転帰は一貫して大幅な改善がみられたと報告されている。これらの比較対照試験の包括的な科学的レビューは、Open Science Foundation(オープン科学財団)のプレプリント・サーバーをご覧ください。
https://osf.io/wx3zn/

イントロはこのくらいにしておいて、一体どんな効果があるのか知りたいですよね?

■イベルメクチンは、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)やインフルエンザを始めとする多くのウイルスの複製を阻害する。
■イベルメクチンは、複数の阻害の作用機序を有するため、強力な抗炎症作用がある。
■イベルメクチンは、動物モデルにおいて、ウイルス量を減らし、臓器の損傷から保護する。
■イベルメクチンを新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の曝露前または曝露後に投与した場合、伝染を防ぐことができる。
■イベルメクチンは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の回復を早め、入院死亡率を低下させる。
■イベルメクチンが広範囲で使用されている地域において、致死率を大幅に下げる。

などの効果が期待されているようです。

そんなイベルメクチンにも続々とジェネリック医薬品が登場しています。ジェネリック医薬品とは、先発薬(ここではイベルメクチン)と同じ成分で作成されているレプリカのことを指します。当然価格も安価になってきます。
ジェネリック医薬品と先発薬の違いは、色と形、そして味のみが許可されています。

イベルメクチンのジェネリック医薬品

イベルメクチンのジェネリック医薬品の中で、市場で今購入率が上がっている3つを紹介させていただきます。

イベルメクトール(ivermectol, ivermectin tablets)

イベルメクトール(Ivermectol)は、インドのサンファーマ株式会社によって製造された寄生虫感染症の治療に使用される薬です。駆虫薬として知られている有効成分イベルメクチン(ivermectin)を含有しています。

アイバージョン (Iverjohn, Ivermectin Tablets)

アイバージョンは、寄生虫感染症の治療のためにインドのJohn LeePharmaceuticalsによって製造された薬です。 駆虫薬として知られている有効成分イベルメクチンが含まれています。

イベルヒール (iverheal – ivermectin)

イベルヒール(イベルメクチン)は、インドの製薬会社であるヒーリングファーマ社が製造しており、様々な寄生虫病に有効なイベルメクチンを有効成分としています。

BBCニュースによれば、イベルメクチンの注目度は日本だけでなく、ブラジル、ボリビア、ペルー、南アフリカ、アメリカといった国でも高く、医師や個人の判断による自己投薬という形で使用されているとのことです。(詳細はこちらhttps://www.bbc.com/news/health-57570377

オックスフォード大学は、こういった注目度の高さを受けて、イベルメクチンがコロナウィルスに対抗できる有効性があるのか、それを明らかにするための研究を行っています。

https://www.ox.ac.uk/news/2021-06-23-ivermectin-be-investigated-possible-treatment-covid-19-oxford-s-principle-trial

これまでのところ、FDA(アメリカ食品医薬品局)とWHO(世界保健機関)は、十分な研究結果が得られるまでは、イベルメクチンをコロナウィルス感染症の治療薬として使用しないよう勧告を出しています。しかしパンデミックの混乱の中で、組織を信用せず本能的な行動により感染に備えて備蓄している人々も中にはいるようです。
イベルメクチンの自己投与を考えている方は、イベルメクチンを大量に投与した場合に何らかの危険が発生しうることを必ず、事前に知っておいて頂きたいと思います。重度の肝臓疾患のある方、血液をサラサラにし、血液循環を改善する薬を服用されている方、イベルメクチンとの相互作用が既に知られている治療薬を服用している方は、コロナウィルスを理由にイベルメクチンを服用することはおやめください。非常に危険です。実際に服用に踏み切る前に、必ず医師に相談するようにしてください。

商品情報提供:ベターヘルス

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