寒くなってきました。これからは暖かい部屋でぬくぬくするのが幸せな季節ですが、せっかく暖めた空気が部屋から逃げてしまってはもったいないですよね。今日は室内のちょっとした工夫で暖房効率をアップさせる工夫を紹介します。
1.カーテンを厚手にし、きっちり閉める
この季節、窓際にいるだけでヒンヤリと冷たい空気を感じます。冬の暖房効率を上げるためには、窓から入ってくるすきま風を防ぐことが肝心です。まずは窓際のカーテンを厚手のものにし、窓ガラスやサッシの部分を覆うようにきっちりと閉めましょう。
これだけで外からの冷気を遮断し、室内の暖かい空気を保ちやすくできます。単純ですが意外と効果がありますよ。
2.すきま風シートを使う
すきま風シートとは、窓のサッシの手前に立てて置く薄いシートです。ホームセンターやスーパーでだいたい1000円前後で購入できます。すきま風シートには色々なタイプがありますが、柔らかい素材で自在にカットできるものを買ってみました。設置は簡単。手前に折り曲げると自立するので部屋の窓の横幅に合わせてカットし、きっちり立てるようにするだけです。
正直「薄いシートだけど効果あるのかな?」と思いましたが、実際に窓際の冷気はかなり和らぎました。さまざまなデザインのものがあるのでお部屋の雰囲気にあったものを選ぶとおしゃれですね。
3.エアキャップ(梱包用のプチプチ)を窓に貼る
窓際の冷え込みが気になる時は、エアキャップ(梱包用のプチプチ)を窓ガラスに直接貼り付けるのも有効です。
エアキャップの凸面を合わせて二重にし、窓ガラスに貼り合わせると効果大。しかし窓の大きさによってはエアキャップが大量に必要ですし、きっちり貼るのは結構大変。しかも見た目はあまりよくありません。
引き戸の窓の場合はエアキャップが窓の開け閉めのじゃまになってしまうこともあるので、実際に試しながら貼るといいと思います。
4.足元にアルミシートやコルクマットを敷く
室内で気になるのが足元からの冷え。床がフローリングだと特に底冷えがしますよね。そんな時は足元に保温効果の高いアルミシートやコルクマットを敷くと冷えを軽減できます。電気マットや湯たんぽを使う時もアルミシートやコルクマットとうまく併用するとより暖かく快適です。ちなみに、このスリッパにはアルミシートが内蔵されていて履いていてかなり暖かいですよ。
私はデスクに座りっぱなしなので、冬場はデスクの下に小さい箱を用意しアルミシートを敷いて湯たんぽを入れて生活しています。
5.室内を加湿する
寒い季節、気になるのが乾燥です。同じ温度でも湿度の低いほうがより寒さを感じます。暖房を多く使う季節、加湿はお肌や風邪予防のためだけでなく暖かさを保つためにも大切です。室内の理想的な湿度は温度が20~22度、湿度が50~60%と言われています。湿度・温度計があれば簡単に室内の温度と湿度がわかるのでひとつあると便利です。
加湿器を使ったり、コップに水を張っておいておくなどして上手に湿度をコントロールしてみましょう。
寒い外から帰ってきたのに部屋がすきま風で寒いというのは切ないものです。できるだけ暖かい部屋で過ごせるよう、参考にしてみてくださいね。