昨年5月ミネソタ州ミネアポリスで手錠をかけられたジョージ・フロイドという黒人が暴れるために、白人警官デレク・ショーヴィンが、首元を膝で9分弱押さえつけフロイドが窒息死した事件が、人種差別と全米に広がり各地でデモが起こった。
こちらニューヨークでもよくデモの光景は目にしたし、デモが起こる度にニューヨーク市警が出動して真夏に警備していた姿を思い出す。あれから1年が経過した。
ところで若い人達のそのデモはエネルギッシュだったが、本当のジョージ・フロイドを知っていたのだろうか? フロイドは偽札を小売店で使おうとして逮捕された。先ず、偽札を使おうとするのはどんな人かを考えて欲しい。偽札が使えると思っているのか? 相当頭のイカレテいる人としか思えない。
事実、イカレテいる上に逮捕された当日は、覚せい剤や覚せい剤に相当するアンフェタミンや、他の薬物も接種しており、いわゆるラリッている状態。勿論、白人警官も首元を膝で押し続けるのは異常だが、フロイドが刑務所を出たり入ったりしている人物であるのはわかっていたと思う。
フロイドは薬物の不法所持、強盗、窃盗、不法侵入等8回の逮捕歴があり、強盗は他の犯罪者と妊娠中の女性を脅して物取りをし、銃口を妊娠中の女性のお腹に突きつけ、また、銃でその妊婦の頬を叩いたと言うから、人として男として最低である。ジョージ・フロイドを擁護する人たちは、彼の過去の悪行を知らずにデモをしているに違いない。
アメリカの弱点は人種差別にあると思う。白人が黒人を懲らしめることがなぜかタブー視される。その証拠にマスコミはジョージ―・フロイドの過去をテレビニュースでは報道しない。ニュースの放送時間は秒単位で決められているので、重要な事しか放送しないのはわかるが、確実にフロイドは極悪人である。妊婦のお腹に銃口を突き付けるなど聞いたこともない。一種のホラーだ。
フロイドの巨大な銅像と言うか、顔部分のオブジェがブルックリンに建立された。このような動きは全米で起こっている。ブルックリンのオブジェの記念式典には多くの人が参加し、フロイドの弟はまるでスター並みに参加者と一緒に写真におさまっていた。
白人警官への求刑は30年であったが、禁固刑で22年と半年の刑が下った。殺された犯罪を繰り返して刑務所を出入りし、逮捕時に覚せい剤と他薬物のオーバードースだったジョージ・フロイドの遺族は、ミネアポリス市から和解金を受け取ることになる。
聞いて驚かないで欲しい、29億円である。大事だから以下、太文字で枠もつけておこう。
ミネアポリス市、ジョージ・フロイド遺族と29億円で和解
ちなみに、眞子さまが小室圭さんと結婚するとして結婚一時金は、約1億5千万円。比較するのはナンセンスだが、それにしても、逮捕歴8回の偽札の20ドル札を使おうとした男、更に逮捕時に覚せい剤でオーバードースの筋金入りの前科者に29億円である。
アメリカのモノの基準がてんでわからない…..