
ジャッキーチェンさんが好きだ。突然ではありますが好きなものは好きなのです。映画で言いますと、一番好きなのは木人拳。さらに、映画木人拳の中でどのシーンが好きなのかと言いますと、ジャッキーが最後に戦う事になってしまう師匠に地下牢でおまんじゅうを差し出すシーン。と書きましたが、一体どれくらいの方に伝わるのだろう……という不安は少々ありますが、まだ映画を見たことがない方は是非。ということで話をゲームに戻します。このスパルタンX。ファミコン版は任天堂からの発売となっておりますが、元々はアーケードゲームでございましてアイレムさんの作品でございます。そのアーケード版の難易度はざっくり計算して、ファミコン版の10倍以上と思っても良いかもしれません。とにかくもらう一撃のダメージが半端ないのと、微妙な操作感でございましてワンテンポ遅れてキャラが動く感じなのです。とはいえ、それが味とも言えます。それと比べてファミコン版は家庭用らしく、難易度はかなり低め。主人公トーマスの動きもサクサクで、次々に迫ってくるつかみ男もマシンガンのように散っていきます。

内容はアーケードと同じく、恋人シルビアを救うべく各階に待ち受けるボスを倒しながら全5階まで登っていきます。おそらくみんなが苦戦するのは4階の奥で待ち受けるボス、妖術師。人によっては、じいさん、ばあさん等、地方名があるらしく、それを考えるとやはりこのボスが強く有名だということの証明なのでしょう。実際、この妖術師はしゃがみパンチ以外の攻撃は一切通用しません。とにかくしゃがみの姿勢を貫き、ひたすらしゃがみのパンチをボディーに当てていきましょう。また、出してくる球は実はパンチで壊すことが出来ます。ちなみに、このスパルタンX、24周すると何かが起こる?
という伝説がありますが、本当の事はここでは書きません、是非チャレンジしてみてください。きっとビックリする?

機種:ファミリーコンピュータ
タイトル:スパルタンX
発売年:1985年
メーカー:任天堂
価格:4,900円
※メーカーおよび価格は当時のものです。