電動自動車「Honda e」を借りられる鎌倉試住体験プロジェクト「自分らしい働き方 with Honda e」を体験してみた

2020年は新しい生活様式が取り入れられ、都心にオフィスを構える企業も在宅勤務やコワーキングを推奨するようになった一年でした。思えばガジェット通信編集部も完全リモートとなりましたし、仕事環境が大きく変わったという方がとても多かったのではないでしょうか。

そして、出社をする機会が少ないのならとローカルエリアに移住し、柔軟な働き方を模索するワーカーが増えているそう。リモートワーカーを招致する地方都市も登場し始めていますし、地方に移住してリモートで働くスタイルを取り入れる人は来年以降さらに増えていくのでしょう。

Hondaによる地方移住体験プロジェクト「自分らしい働き方 with Honda e」を体験してみた

そうしたなか、Hondaは未来志向の新型電気自動車「Honda e」を10月30日に発売。コンパクトで街乗りに最適なクルマとして開発された「Honda e」はローカルでリモートワークをしつつ、息抜きに近くの海や山へと出掛けたり、おしゃれなカフェやレストランに移動する自由気ままな働き方をする人にうってつけなクルマとなっているそうです。

Hondaでは、そんな未来の生活を想像できるプロジェクト「”With” Project Honda e」としてさまざまなプログラムを展開中。その一環として、鎌倉・稲村ヶ崎の住まいと「Honda e」をなんと無償で貸し出し、移住検討者に未来の働き方を体験してもらう「自分らしい働き方 with Honda e」というプログラムを11月から開催していました。(現在はすでに募集は終了しています)

先日、ありがたいことにこちらのプログラムを2泊3日で体験させていただきましたので、そのレポートをお届けいたします。

稲村ヶ崎で3日間リモートワークしてみた

今回のプロジェクトで拠点となったのは稲村ヶ崎にあるアパートの一室。江ノ島電鉄の稲村ヶ崎駅から徒歩5分もかからないという好立地です。稲村ヶ崎にははじめて来ましたが、閑静でとてもいい場所ですね。街全体が静かなので作業にも集中しやすそうです。

提供していただいたアパートはロフト付きのワンルーム。今回は完全な移住ではなく移住体験なのでテレビやゲームなどの誘惑もありません。この部屋にこもっていても十分集中して作業できそうでしたが、せっかく鎌倉に来ているのですから海の見える場所で仕事をできたら最高じゃあないですか!

海まで10分もかからずに移動できる場所だったので、パソコンを片手に海辺のカフェへと移動してみました。

初日は天候にも恵まれ、2階席からはキラキラと輝く海を一望!

こんな環境にいたら優雅な気分でパソコンを開けますし、仕事に詰まっても窓の外を少し眺めるだけでリフレッシュできます。仕事をしていて幸せな気分になれることなんて、なかなかないですよ!

そのまま作業を続けていると少しずつ太陽が海に沈み、空が茜色に染まってきました。これは海沿いをドライブしたら絶対に気持ちがいいやつ! カフェをあとにしていよいよ「Honda e」に乗り込みます。

未来型電気自動車「Honda e」が快適すぎた!

こちらが新型電気自動車の「Honda e」。Hondaがはじめて一般向けに販売し始めた電気自動車で、「10年先の未来にはこんなクルマが走っている」ということを想像した作りになっているそう。

早速運転をしてみるとまず運転音の静かさや動きの軽さにも感動しましたが、驚いたのはフロント部全面がディスプレイになっていること……!

この未来感、すごくないですか? タッチパネルになっているのでスマートフォンを操作するような感覚でサクサクと音楽をかけたりナビを使ったりできますし、狭い路地に入ると自動で画面が切り替わって運転をアシストしてくれます。

しかも車体にはバックミラーがなく、かわりに小さなカメラがついています。

このカメラで移した映像が常に車内のモニターで表示されているので、ミラーがなくてもまったく問題なし。暗い場所でも見やすかったですし、なによりバックミラーがないことで車体はかなりコンパクトに。鎌倉は細い路地が多く、うっかり迷い込んでしまったときにものすごく助かりました。

運転にまったくストレスを感じないので、ドライブはいつも以上に快適! なんとなく逗子方面へと向かってみましたが、車窓から眺める海と夕日は最高にきれい! 絶景でございます!!

そのまま逗子マリーナまで移動してクルマを停め、ふらふらと散歩をしていると仕事の電話がかかってきました。

いつもと違う環境で、きれいな景色を眺めながら受ける仕事の電話。いつもならストレスが溜まってしまいそうな内容の電話だったのですが、雄大な海や空に囲まれていると不思議とおおらかな気分になれるものですね。こういう環境に身を置いていると同じ仕事をしていても自然とストレスを発散できるんだろうなあ。

息抜きを終えたあとは再び「Honda e」に乗ってアパートに戻り、お腹がすくまで仕事を進めることに。移動中は「Honda e」の車内でスマートフォンだけでなくパソコンも充電することができました。

電気自動車はある意味巨大なモバイルバッテリーみたいなもの。なんだったら「Honda e」さえあればどんな場所でもリモートワークができてしまいます。電子レンジや電気ケトルなどの家電も使えますからね。

しかもクルマのバッテリーは家で気軽に充電できるのも便利なところ。まだ長距離の運転には向かないとは聞きましたが、いつでも満タンの状態で出発できるのはとても心強いです。今後、街の充電スポットが増えていけばさらに利用しやすくなっていくんだろうなと感じました。

自由気ままに過ごす稲村ヶ崎でのリモートワーク

そしてアパートで一仕事を終え、今度はふらりと江ノ電に乗って鎌倉駅へ。駅周辺にあったビアバーで夕食をとることにしました。

神奈川で醸造されたフレッシュなクラフトビールを飲んで悦に浸るアラフォーのおじさん。ビールの苦味が五臓六腑に沁み渡ります。一日を振り返ってみると、ちゃんと作業も進められたのに海を眺め、海岸をドライブし、うまいビールを飲み……なんでしょうこの充実感は!

もちろん実際に移住するとなれば365日間ずっとこんな生活はできないとは思いますが、思い立ったらすぐに行動できる環境に身を置けるのは最高としかいいようがありません。そして「Honda e」のような電気自動車があれば行動の選択肢はさらに広がっていくんだろうなと感じました。

まだまだ気軽に電気自動車を購入できるような時代ではありませんが、普及し始めたらいろいろ楽しくなりそうだなあ……。

そんな感じで残り2日間も自由気ままに鎌倉・稲村ヶ崎でのリモートワークを堪能。朝起きたら海まで散歩をしたり、近所に古民家をリノベーションしたコワーキングスペースがあったので気分転換に利用してみたり、お腹が空いたら車で人気のカレー屋に行ってみたり、夜には駅近くのワインバーに立ち寄ってみたりと、実に充実した3日間を過ごすことができました。

今回滞在した稲村ヶ崎のアパートは民泊としても利用できるそう。「自分らしい働き方 with Honda e」の募集は終わってしまいましたが、稲村ヶ崎を拠点とするリモートワークはとても快適でしたので、興味のある方はぜひ検討してみてください。

“with” Project Honda e
https://www.honda.co.jp/honda-e/special/withprojecthondae/[リンク]

ノジーマ

B級フード研究家。漫画を描いたりライターをしたり。変な料理をいろいろ考えます。週刊プレイボーイで『野島慎一郎の激ウマ!!バカレシピ研究所』連載中。最近は撮影をしていると猫が寄ってくるので、そのまま記事でも使っています。 ★レシピ本発売中!★世界一美味しい「どん二郎」の作り方 誰も思いつかなかった激ウマ!B級フードレシピ http://amzn.asia/8N2jTuz

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