(ミシガン州立大学のホームページより)
新学年が始まって1ヶ月強たった、アメリカ。その中でも中西部にあるミシガン州立大学の工学部(Engineering buidling)の廊下で、男性が逮捕されました。
何でも、突然“God … how can no one do anything right?”(ああ、どうして誰も何もちゃんと出来ないんだ?)と叫んで、学生のいる教室で服を脱ぎ始めたとか。
実はこの男性、この大学で教鞭をとる、数学の教授でした。
その後、通報を受けた大学構内の警察に保護され、病院に収容された、とのことです。廊下で警察に手錠をかけられた時には、脛までの靴下以外は何も身に付けていなかった、という見事な脱ぎっぷり。
フラストレーションを、他人を標的に無差別に銃撃することで解決しようとする前例が幾つもあるアメリカで、こんな方法なら、そんなに悪くないんじゃないか、と思ってしまいました。とはいうものの、実は被害も出ていて、
MSU’s Counseling Center has reached out to students who may have witnessed the incident to offer any support they need.
(大学のカウンセリング・センターは、この一件を目撃してしまったかもしれない学生に、必要なサポートをしている)のだそうです。トラウマになってしまう子がいる、ってことなのでしょう。笑い事ではないんですが、どんなトラウマだろう、と、ちょっと気になるところでもあります。
そして、今のようにソーシャル・メディアであっという間に情報が流れてしまう昨今では、もちろん、この教授が裸で後ろ手に手錠をかけられ、廊下に座り込んでいる写真もツイッターで流されてしまいました。
確かに、この姿を見ると、トラウマになりかねないかもしれません。
というよりも、教授のトラウマの方が大きそうです。。。