ウスターソースをウィキペディアで調べてみると….
ウスターソース(ウスターシャソース/ウースターソース、英: Worcestershire sauce/Worcester sauce)は、野菜や果実などのジュース、ピューレなどに食塩、砂糖、酢、香辛料を加えて調整、熟成させた液体調味料。
とあります。ああ、『ウスターシャソース』とキチンと書かれていた。この発音がとてつもなく難しいのです。グーグル翻訳に Worcestershire sauce と入力して発音させてみてください。なかなか日本人にはクセモノの発音です。
私自身が無知だったのか日本語のウスターソースを英語ではウスターシャソースと言う事を全く知らず、またウスターソースは日本のソースと思っていたので、アメリカ人の友人に「日本にはウスターソースというものがあり、キャベツにかけると美味しいんだよ!」と自慢げに言うと、友人は「ウスターソース?ああ、ウスターシャソースは売られているよ」と言われ、自分の無知さに恥じ入った記憶があります。
なぜアメリカに長年住みながら知らなかったかというと、ウスターソースは日本食料品店へ行き、カゴメのウスターソースを買っていたので、アメリカのスーパーで買うことも、また売ってあることすら知らなかったのです。まぁ、当然でしょうね、ウスターシャソースと言う正しい英語も知らなかったわけですから。
アメリカのスーパーでウスターソースを見つけたので買ってみました。そして早速味見してみました。ああ、日本のウスターソースの方が完全に美味しいです!
ウィキペディアによるとウスターソースの元祖はイギリス。そのイギリスのウスターソースにはアンチョビが使われているとのことですので、↑写真のアメリカのウスターソースの後ろの成分表を見てみると、”アンチョビ” の表記アリです。ああ、そうかぁ、だからクセが強いのです。
私が日本のウスターソースの味に慣れているからアメリカのウスターソースを美味しく感じないのか?とも思いますが、日本のウスターソースは日本人の味覚に合わすように改良されていて、企業努力によりそちらの方が断然美味しくなっているのです。
アメリカのウスターソースのクセの強さは困りもの。例えて、日本のウスターソースをコカ・コーラとすれば、アメリカのウスターソースはドクター・ペッパーみたいな薬っぽい、実に実にクセのある味です。おそらく在米の日本人はアメリカのウスターソースは使わないのではないか?と思う程の味です。
ただ、ニューヨークみたいに多くの日本食料品店は他州ではそうそうありません。よってカゴメのウスターソースはなかなか手に入りませんから、賢い日本人はこのアメリカのウスターソースに甘さを加えたりしてアレンジしているかもしれません。
日本のウスターソースはデリ~シャス!しかし、アメリカのウスターソースは首を傾げる程の味です。
私が難しいと感じる Worcestershire sauce はあえて覚える必要はないかもしれません。だって覚えても買うことはないかもしれないからです。
ウスターシャソースの発音は、唇を突き出す感じのWow!のウゥォにスター、そしてシャはシャーと伸ばす感じでShの発音のシュシュポッポの感じのシャーと言います。それでウゥォスターシャーソース。この単語一言いうだけで疲れてしまった。
発音が難しく、その割に美味しくないのがアメリカのウスターソースなのです。
※ 味の好みは個人の自由ですので、アメリカのウスターソースをお好みの方には、ウスターソースのことを悪く言ってゴメンナサイ🙇と一言書き加えておきますね。