ドニー・イェンとアンディ・ラウが直々に映像と文字チェックをしてOKが出た、映画『追龍』日本版ポスターと予告編がこちらです:ドニー・イェン無双

  by ときたたかし  Tags :  

『イップ・マン』シリーズの無双俳優ドニー・イェン、『インファナル・アフェア』シリーズのアンディ・ラウという世界的にも著名なアジア2大人気スターが共演した実録クライムドラマ『追龍(ついりゅう)』が6月26日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショーしますが、このほど日本版ティーザーポスターと予告編が完成しました。

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映画『追龍』は、香港警察と黒社会の真の関係を描く実録クライムドラマで、ドニー・イェン&アンディ・ラウの人気2大スターが贈る究極の香港ノワール。この2大スターの共演でもある本作品ですが、プロデューサーも兼任しているため、日本版のポスターおよび予告編は、ドニー・イェン、アンディ・ラウ、そして監督のバリー・ウォンによる映像、文字チェックの上に正式に許諾をもらい、今回の日本版のお披露目となっているそうです。ダマテンじゃないの!

【動画】ドニー・イェン×アンディ・ラウ 香港ノワール『追龍』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=R84L9JU8kFA [リンク]

まず予告編。1960年代の香港の町並みやファッションといった時代背景を忠実に盛り込み、主人公ふたりの関係やハードなアクションを活写。とりわけ当時の香港の象徴的な場所のひとつであった啓徳空港を目指して町上スレスレに飛行していた飛行機の情景など、いたるところに懐かしい香港を見ることができます。ある意味歴史もの!

本作は、1960年代の英国領香港を舞台に、汚職が蔓延して黒社会と繋がっている警察が市民を恐怖に陥れていた時代に実在した黒社会(香港マフィア)のボス、ン・シックホーと香港警察の幹部にのし上がったルイ・ロックをモデルに描いた、実録ドラマとも呼びたい究極の香港ノワール。中国では約5.8億元(日本円で約87億円)の大ヒットを記録。地元香港でも2017年度香港映画興行収入第4位となり、第38回香港電影金像獎で撮影と編集の2部門で最優秀賞を受賞。高い評価を得ました。

日本では6月26日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショーの予定ですが、新型コロナウイルスによる社会的状況で公開日程が変更になる場合もあるそうです。

【ストーリー】

1960年、中国・潮州から仕事を求めて香港にやってきたホー(ドニー・イェン)たちは、やくざ同士の争いの助っ人に参加して警察に逮捕されるが、それを助けたのはホーの腕力に注目した警察幹部のロック(アンディ・ラウ)だった。恩義を感じたホーは、麻薬の売買で黒社会の大物となっていき、窮地に陥ったロックを助けるなど、2人は次第に友情で結ばれて行くが……。

■キャスト
ドニー・イェン、アンディ・ラウ、フィリップ・キョン、ケント・チェン、ユー・カン、フェリックス・ウォン
■監督: バリー・ウォン、ジェイソン・クワン
■2017年/中国(香港)映画/スコープサイズ/広東語、北京語、英語、タイ語/カラー/DCP/上映時間128分
■原題:追龍 CHASING THE DRAGON
■配給:インターフィルム
■配給協力:アーク・フィルムズ/提供インターフィルム、 染野企業電影工作室
■www.tsuiryu.com
■R15+
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6月26日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo