奈良・春日大社が新型コロナウイルス退散の特別祈願実施を発表

中国・武漢で発生し世界的に猛威をふるっている新型コロナウイルス

日本でも感染者の存在が確認されているが、1月31日、奈良市の春日大社はTwitterの公式アカウント上で新型コロナウイルスの蔓延を阻止し、人々が平安な生活を送れるように事態終息まで毎日、特別祈願をおこなうことを発表した。

https://twitter.com/KASUGASHRINE/status/1223073357068824576

「【悪疫退散特別祈願】
#春日大社 ではこの度の #新型コロナウイルス の蔓延を阻止し、人々が平安な生活を送るため本日より特別祈願を執り行なうことにいたしました。
朝拝の中で「疫神斎符」を奉り、悪疫退散の祝詞奏上をし、続けてご参加の方全員で大祓詞を奏上します。終息まで毎日続ける予定です。」

春日大社と言えば奈良時代後期の768年に藤原氏が国家鎮護のために創建された社。1200年以上の時を経て今も国家のために祈り続ける春日大社に対しTwitter上では大きな反響が起こっている。

「御祈願、感謝します。」

「ありがたい事です
全ての神社仏閣でやっていただきたい
神にもすがるきもちです」

「ありがとうございます。
いつも神社を参拝する時は挨拶と感謝のみですが今回は神頼みしたくなります。災難が落ちついたら御礼参りに行きます」

「日本だけでなく中国や他国の為にも祈ってください」

「本日、数年ぶりに杉並区宮前春日神社の前を通りかかり、ウィルスの退散を祈願しました。この記事を見て思いはつながるのだな。と思いました。本当に退散してほしいです。」

奈良出身の筆者はこのお正月に春日大社を詣でたばかり。

あの時、こんなことで春日大社が注目を浴びようとは思いもしなかったが……。ともあれ祈願が通じ、少しでも早く事態が終息することを願うばかりだ。

※画像はTwitter(@KASUGASHRINE)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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