8月14日。
近畿地方は未明から降り続いた雨の影響で
一部地域で浸水等の被害が出ていた。
その雨は鉄道にも影響を及ぼし、
JRをはじめ、私鉄各社も運転見合わせが
相次いで発生した。
その中でも、京阪電車の全線ストップは
Twitterなどで、多くつぶやかれていた。
しかし、京阪は全線運転見合わせをしていなかった。
京阪電車でも、運転をしていた路線があった。
その路線は滋賀県大津市を走る京阪大津線だ。
大津線は坂本と石山寺を結ぶ石山坂本線と
浜大津と御陵を結ぶ京津線の2つを指す。
大津線は京阪本線と直接つながっておらず、
被害も少なかったこともあり、通常運転をしていたのだ。
…完全に忘れられていた大津線。
分社化されたんだという声もあったが、
まだ、分社化はされていない。
そんな、大津線は今日も通常運転を続け、
市民の足となって、走り続けている。