ヤーマン 「ヤッホー! ヤーマンだよ。山と溪谷社の営業部員のヤーマンだよ。」
ヤーマン 「行楽の秋、運動会に紅葉狩りお弁当を作る機会も多いよね。最近は“弁当男子”なんて言葉も流行ってるけど、今回はお弁当作りがより楽しくなる本を紹介するよ!」
小さいのにたっぷり入る! 見た目も機能も◎な“こべんとう”とは?
『栗原心平のこべんとう』(山と溪谷社)は、テレビ東京の『男子ごはん』で国分太一さんと共演中でお馴染みの料理家、栗原心平さんが考案したレシピブックです。
こべんとうの“こ”は、小さいの“こ”であり、子供の“こ”。息子さんの幼稚園のお弁当を2年間作るにあたり、「自分なりに使い勝手のいいお弁当箱」を探していた栗原さん。
素材や形状、いろいろ角度からベストなお弁当箱を模索しつつ、栗原さんが「作る人には詰めやすく、食べる人には美味しく食べられるお弁当箱」ということで考案したのが、昔ながらのアルマイト製のシンプルなお弁当箱でした。
サイズは実に130mm×80mm×45mm。大人の手のひらサイズですが、深さがあるので思った以上にたっぷりはいるのがポイント。
昔懐かしいですが、今となってはレトロでどこかおしゃれな印象のお弁当箱“こべんとう”を使ったいろいろなレシピを、この本で紹介しています。
ヤーマン 「作る人も食べる人も嬉しい、それが“こべんとう”だね!」
シンプル故に子供が持っても大人が持ってもしっくりなじむ“こべんとう”。「サイズを言われてもわからない……。」という人もご安心を。本書ではグラビアがほぼ原寸大なので、イメージがつかみやすいですよ♪
シンプルだからこそ自由自在! 作ってみたい多彩なレシピ
登場するお弁当レシピは実に多彩。海苔弁とお惣菜のオーソドックスなお弁当もあれば、焼きそばやカオマンガイ、チャーハンなど、世界のいろんな料理が目白押し。
ヤーマン 「そっか! お弁当だからって、ご飯とおかずじゃなくてもいいんだね!」
そう、麺を入れてもいいし、和食じゃなくたっていいんですよね! 中華にイタリアン、エスニックなどなど、お弁当と言うとどうしてもワンパターンになりがちな人にも、ヒントを与えてくれるレシピが盛り沢山です。
さらに、こべんとうにはおかずだけを詰め、おにぎりやパンをプラスするアレンジや、こべんとうを複数使ったゴージャスな“無限大レシピ”も。
サイズの揃った“こべんとう”だから、広げたときの統一感があって素敵です♪ 家族揃ってのお出かけや、持ち寄りのホームパーティなんかでも役立ちそう。
かゆいところに手が届く! 悩み解決の嬉しいヒントも
ヤーマン 「僕も“こべんとう”、作ってみたい! でも、うまくできるかなぁ……。」
そうそう、お弁当作りって、やってみると意外と悩む点が多いのも事実。思ったようにうまく詰められなかったり、バランスが偏ってしまったり……。本書ではそんなお弁当作りの悩みを解決できる小技もしっかり載っているので安心ですよ。
さらに、冷蔵(凍)庫の残り物を一掃できるレシピや、ダイエット中の人にも嬉しいお役立ちレシピも。美味しく食べるだけじゃない、まさにかゆいところに手が届く、嬉しいお弁当本なんです。
ヤーマン 「美味しいだけじゃなく悩みも解決できるなんて、嬉しいな♪」
栗原さんが、幼稚園に通う息子さんのために選んだのが“こべんとう”。栗原さんが毎日、こべんとうに詰め込むのは美味しさ以上の愛情です。
「誰かのために、ていねいに」……本書にはそんな日々の食事に対する根本的な姿勢も織り込まれています。大切な人のために作りたい愛情たっぷりのお弁当。その橋渡しをしてくれるのがこの“こべんとう”なのだ、と。
栗原さんは言います。「こべんとうの世界は無限大」。シンプルだからこそ飽きが来ず、自由自在に使える、それがこべんとうの何よりの強み。飽きの来ないレトロなこべんとうの中に、好きな具材をいっぱい詰めて出かけてみませんか? 思わず作ってみたくなる『栗原心平のこべんとう』はこちら。
たちまち重版!! 『栗原心平のこべんとう』
(山と溪谷社)著者:栗原心平
定価:本体1,500円+税PROFILE 栗原心平
1978年生まれ。一児の父。料理家・栗原はるみを母に持ち、株式会社ゆとりの空間代表取締役。幼いころから得意だった料理の腕をいかして、自身も料理家として多方面で活躍中。全国各地のおいしい料理やお酒をヒントに、ごはんのおかずやおつまみのレシピを提案している。テレビ東京の人気料理番組『男子ごはん』にレギュラー出演中。同番組のレシピ本『男子ごはん』の10冊め『男子ごはんの本 その10』(MCO発行・KADOKAWA)が2018年4月に刊行された。ほか『栗原心平の とっておき「パパごはん」』(講談社)など著書多数。