メールするだけで自分のアプリが作れる時代が来た。

  by ホアキング  Tags :  

先日知り合いから

「今海外では個人のためのカスタムアプリ制作が流行っているんだよ」という話を聞いた。

 

「なるほど”自分の名前のアプリ”がマーケットにあったら、確かにちょっとうれしいな。」と思っていた矢先に飛び込んできたニュースを紹介したい。

 

海外で流行っていることは、時間を置いてやはり日本でも同じように流行るのかもしれない。

 

何かと話題の、SNS『Arrow』を運営している会社『Green romp』から、個人向けのandroidアプリ制作サービス、『町のアプリ屋さん ~myapuri~』が本日発表されたニュースがそれである。

 

この『町のアプリ屋さん』、専門的な知識は一切必要無く、

画像やテキストを決めるだけで、自分だけのアプリをオーダーメイドできてしまうようだ。

 

中はいわゆる掲示板のようなアプリで、アイコンや紹介文、その他デザイン面が自分用にカスタマイズできるとのこと。

 

最初このサービスを見た時、

「これLINEとかFacebookのグループチャットでよくないか?」と思った反面、”プレゼント”という意味で言うとこのサービス、非常に今後面白いな、と感じる。

 

その面白みは、サイトの文頭にもあるように、AndroidMarketに自分たちのアプリを置くことができると言う点に尽きる。

 

たとえば、自分の結婚式に自分たちのことをお祝いしてくれるアプリを友人が作ってくれたら。そしてそれがgoogleplay(AndroidMarket)に置いてあったら、それはものすごい素敵なプレゼントになるのではないだろうか。非常に先進的かつ未来的な寄せ書きツールである。

アプリごとにパスワードがかかっているため、身内以外へは情報が漏れないという点も魅力的だ。

 

今ならキャンペーン価格で1アプリが16,800円(税込)とのこと。

サイトはなぜか2種類用意されており、これまたなぜか一方は非常に古めかしいデザインで構成されている。意図的なのかは不明だが、おかしなことを仕掛けることが多いこの会社のことなので、狙ってやっているのではと邪推している。

 

ちょうどこの秋に友人の結婚式二次会の幹事を任されていることもあり、

友人のためのアプリを作って、みんなでそこにお祝いメッセージを書かせてみようかと検討している。

BtoBのアプリ開発は定番だが、BtoCのアプリ開発は事例をあまり見かけない。

 

今後定着するか、楽しみなサービスであり、引き続きウォッチしていきたい。

 

 

画像:町のアプリ屋さんサイトより

http://myapuri.com/cool/index.html

静岡出身。 静岡のサッカーチームでプロになったのは良いが2年で解雇。 特に怪我もしておらず、絶好調の状態での解雇にグゥの音も出ないまま上京。 執筆業をいそしみながら、サッカー評論やゴールデン街で飲み歩く日々。 ゴールデン街で出会う不思議な縁(漫画家、小説家、バレエダンサー、ITベンチャー)、 サッカー選手だった日々の日常、有名人の苦悩などを交えて、 ライターとして書いていこうと思っています。 よろしくお願いいたします。

Twitter: hoakingdom