「短時間で何かを学ぶ」ことがテーマの『YouTube』チャンネルを運営するイギリスのYouTuber、Mike Boyd氏(以下、同氏)が自分の声でワイングラスを割る動画を公開しています。アメリカのYouTuber、L.A. BEAST氏が投稿した動画に触発されたのがきっかけだそうです。
How To Break A Wine Glass Using Only Your Voice (Limited Edition L.A. BEAST Crystal Pepsi Giveaway)(YouTube)
https://youtu.be/sZfaXtjHTzA
同氏は、「グラスを叩いた時にグラスが振動する周波数と同じ高さの声を出せば割れるのは知っている」と、動画の冒頭部分で豪語しています。過去にNHKの『大科学実験』という番組でも、人間が発する声だけでワイングラスやガラスのコップが割れるのはなぜかという点に焦点を当てた実験が放送されています。同番組によれば、「声の高さをコップをたたいて出る音と同じ高さにすれば、どんどんコップの振動が大きくなっていき、やがて変形に耐えられなくなって割れるはず」とのことなので、理屈としては同氏の主張と合致していますね。
『大科学実験』
http://www.daikagaku.jp/content/vol008/[リンク]
果たして割ることが出来るのでしょうか?
Learn to Break a Glass with Your Voice || Learn Quick(YouTube)
https://youtu.be/X6iJ0hPpGec
色々な形のワイングラスを使い、外側から声を出してみたり、中に向かって声を出してみたりします。ワイングラスにストローを入れているのは振動の具合を確認するためだそうです。
初日は惨敗だったので、2日目はより科学的なアプローチを試みます。アプリを使ってひたすら声の出し方を研究します。
声の出し方がわかったところで、3日目はひたすら大きく声を出し続けます。
ガラスより脆いクリスタルのワイングラスのほうが割りやすいんじゃないかと、わざわざ買ってきます。
そして運命の14日目(2週間ですよ、2週間)。ようやくその瞬間が訪れました。見て下さい、このドヤ顔。1回目はワイングラスの一部が欠けてヒビが入る程度でしたが、2回目はキレイに割ってくれましたよ。
同氏は声でワイングラスを割るコツを以下のように解説しています。
1. ゴーグルなどで目を保護する
2. クリスタルのワイングラスを使う
3. ワイングラスを軽く叩いた時に出る音と同じ高さで、可能な限り大きい声を出し続ける
4. ワイングラスの中や下側に向かって声を出すのではなく、上のほうに向かって声を出す
すっかり調子に乗った同氏はその後もひたすらワイングラスを割り続けましたとさ。
※画像:『YouTube』から引用
https://www.youtube.com/watch?v=X6iJ0hPpGec
※ソース:
http://www.daikagaku.jp/content/vol008/