東京都杉並区で『第6回 高円寺演芸まつり』が、2月5日から開催されている。
高円寺で行われるイベントと言えば、夏に行われる『高円寺阿波踊り』や、秋の『高円寺フェス』が有名だが、今年6回目となる『高円寺演芸まつり』も、かなりの賑わいだ。
庚申文化会館や座・高円寺のようなホールばかりでなく、長善寺や氷川神社などの寺社を始め、一般の商店なども舞台としており、町のアチコチで寄席が開かれている格好だ。
期間中に、42会場で76公演を開催し、100人以上の演者が登壇する。料金が500円からと低めなのもうれしい限り。
6日には、庚申文化会館で立川吉笑さんと立川笑二さんが登壇。2人の前には、立川談笑師匠に入門したばかりの立川笑ん(しょーん)さんが登壇。吉笑さん曰く、笑んさんは今回が2回目の高座とのこと。
談笑の弟子にご来場頂きありがとうございました!ワンコイン含め3公演全部来てくださったお客様もいた!万歳!大入り!万歳!『仲順大主』!万歳!楽しかった~!明日は昼間にノラやさんで、歌太郎兄さんと二人会です!高円寺演芸まつり!万歳!
— 立川笑二 (@tatekawashouji) 2016, 2月 6
銭湯「小杉湯」では、三遊亭歌太郎さんと東京ガールズの2人(柳家紫文師匠の代演)が登壇し、営業を3時に控えたお湯の熱気とともに、集まった観客を熱くした。
小杉湯さんこんなでした。ご来場いただいた皆様ありがとうございました(^◇^) pic.twitter.com/xnoOaR9g5h
— 三遊亭歌太郎 (@utatalou) 2016, 2月 6
庚申通り商店街の店頭には、落語家の似顔絵や落語をテーマにしたイラストを「こうしん通り寄席描きアート展」として展示しており、道行く人が足を止めていた。
『高円寺演芸まつり』は14日まで開催。
第6回高円寺演芸まつりサイト
http://www.koenji-engei.com/2016/
※写真は著者撮影