小人たちが住む街!? ポーランド第4の都市ヴロツワフを散策

  by aquico  Tags :  

ポーランド第3回目の記事では、南西部に位置する第4の都市、Wrocław(ヴロツワフ)を散策してみたいと思います。

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日本からポーランドにいざ旅行へ行こう!となった時、だいたい立ち寄る都市は南部のクラクフと首都であるワルシャワが多いようです。クラクフはポーランド随一の観光都市で、近郊も含めて見どころがたくさんあります。ワルシャワはあの偉大な作曲家であるショパンが半生を送った街で、空港も『ワルシャワ・ショパン空港』と名付けられているほど、ショパンのゆかりの地と知られています。
では第4の都市、ヴロツワフには何があるのでしょうか…?

“The City of Dwarves”(小人の街)!?

そう、ここヴロツワフは“小人たちが住む街”として有名なのです。街中の至る所に彼らは隠れています。その数なんと、200以上!
歴史的建造物や教会の見学もいいですが、このヴロツワフでは『ウォーリーをさがせ』ならぬ『ドワーフ(小人)をさがせ!』ができちゃうんです!

インフォメーションに行くと、小人マップが売っているので、まずはそれをゲットして小人散策に出かけましょう。

銀行ではお金を下ろしている小人がいたり……。

大玉を動かせないでいたり……。彼らを見つけたら、すかさず助けてあげましょう。おもしろい写真が撮れるかも!?

これは囚人です。悪い小人もいるのです。でも何だか憎めない……!

みんな違ったテーマを持っていて、表情も様々。そして何といっても可愛らしい!
1日中この子たちを探しまわるのもいいかもしれません。そうすると、小人図鑑ができちゃうかも!?
さて、あなたは何人の小人を見つけられるでしょうか!?

ため息が出るほど美しい景色がここに

小人探しを一時中断し、中心部から少し歩くとオドラ川が見えてきます。そして、その向こうには2本の塔がそびえ立つ洗礼者ヨハネ大聖堂があります。
ここの塔の上からのヴロツワフの景色が、“ため息が出るくらい美しい”そうなので、さっそく行ってみることに。

洗礼者ヨハネ大聖堂に行く途中に“愛の橋”と呼ばれている橋があります。恋人たちが南京錠に名前を書き、永遠の愛を誓ってこの橋に鍵を付けていく…。ロマンチックですね。恋人と来る際は是非!
ちなみにこの愛の南京錠、ポーランドだけでなく、他のヨーロッパ諸国でも同じ光景を目にすることができますよ。

そして愛の橋を通り、5分程歩くと洗礼者ヨハネ大聖堂に到着。塔の上までエレベーターで上ります。

エレベーターを出て外に行くと、そこにはまさに“ため息が出るくらい美しい”景色が目の前に……。
朱色で統一された屋根が美しく、さらにそこにオドラ川が流れている。この2つのコンビネーションが作り上げる景観は最高!
天気が良ければずっと見ていられそうです。

私的にはこのヴロツワフ、穴場の街だと考えております。
ドイツからもチェコからも来られるので皆さんも是非、小人たちが住んでいる街を散策してみませんか?

画像:すべて筆者撮影のもの

大阪府出身、コテコテの関西弁を喋る旅好きのあっこです。お気に入りの場所はガラパゴス諸島。中南米を5か月間バックパッカーで旅をし、その後ヨーロッパ一人旅も実現させ、一生に残る思い出を手に入れました。旅以外は食べること、語学の勉強が好きです。主に旅系記事を書いていきたいと思います。

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