東京五輪新エンブレムに応募1万5000件

  by 白田まりこ  Tags :  

佐野研二郎氏のロゴ事件からはや数ヶ月。
東京2020オリンピック・パラリンピックの新エンブレムが一般公募され、14,599件の応募があった。
応募期間は11月24日~12月7日と短期間ではあったが、話題になっていただけにやや少ないようにも感じるが……。

それもそのはず、一般公募とはいいながら、今回の応募要項は「一般人」にはちょっとハードルが高かった。
PDFとJPGデータでの応募、という時点である程度PCでの作業環境がないと難しい上に、展開案やモノクロバージョンなども用意しなければならなかったのだ。
そんななかでの1万5千件はかなり優秀な数字といえるだろう。

「多くの方に愛され、世界に誇れるエンブレムにするために。
みんなでつくるエンブレム。
みんなでつくるオリンピック・パラリンピックを実現するために。
エンブレム委員会一同、誠心誠意、選考を進めてまいります。」(オリンピック委員会)

その言葉通り、今後選考の過程では国民の参画も予定されている。

出版社勤務後、フリーライター、翻訳家として活動中。フリー編集者として、児童書の制作も手掛ける。