佐賀県の地方創生プロジェクトである「サガプライズ!」とコールドプレスジュース専門店である「サンシャインジュース」とのコラボジュースとコラボスープの発売記念イベントを取材した。
コールドプレスジュースの『Jabara Citrus(ジャバラシトラス)』は、酸味の強いかんきつ類である「じゃばら」等の3種類の農産物を使用。また、ビーガンスープ『SEAWEED TAHINI LOTUS(シーウィードタヒニロータス)海苔ゴマレンコン-SAGA Special(サガスペシャル)-』は、のり、ごま、れんこんに海水塩を加えたスープ。
サガプライズ!プロデューサーの田中温子氏と、サンシャインジュース代表の剛嘉徳氏が登壇して、佐賀県の魅力や産地の食材の魅力を語った後に、しずちゃんこと南海キャンディーズの山崎静代さんがゲストで登場。
こういう場での試食や試飲はメディア向けにちょこっと見せるのがセオリーだが、なかなかボトルを下ろさないしずちゃん。
あれ、あれ、と見ている間にゴクゴクと一気飲みしてしまったから、会場騒然。
直後に歓声が沸き起こり、「結構美味いんじゃないか?」と報道陣を期待させた。
フォトセッションでは、佐賀県知事が登場し、しずちゃんに「佐賀県はいま、男で売ってるんですよ」と声をかけると、「佐賀県に”サガ”しに行きます」と応じ、会場は大爆笑。
イベント終了後、佐賀県知事が「佐賀のPRお願いしますよ!」と記者に声をかけてきたので、記者は「わたし福岡出身なんですよ」と、同じ九州人として親近感を抱いたつもりで応えたのだが、「あ、福岡には近々打って出ますよ!」と、逆に宣戦布告をされてしまった。なかなかユニークな知事である。
記者はさっそく、ジュースを試飲した。
このジュースは12月11日までサンシャインジュースの5店舗で販売される。
レギュラーサイズ400ミリリットルで1080円、ミニサイズ250ミリリットルで880円。いずれも税込み。
以前、同じ取材現場で知り合った他媒体の記者さんがいたので、図々しくもモデルをお願いした。
彼女の最初の一言は「あ、うま!」だった。
記者が試飲したところ、苦すっぱい健康に良さそうな、食物繊維豊富なスムージー感覚のドリンクという表現がぴったりのような気がした。
これを飲んですぐに佐賀県を連想するのは難しいだろうが、九州には本州にない不思議な食べ物が多いのもまた事実。
佐賀県はかつては薩長土肥という言葉通り、雄藩と呼ばれた由緒ある土地柄。有田や伊万里、唐津や鍋島と、九州の有名な陶磁器ブランドは肥前藩(鍋島藩)に集中していることからも質の高い文化圏を形成していたことがうかがえる。
ジュースやスープ購入者から抽選で有田焼タンブラーが当たるキャンペーンを実施中とのこと。
ちょこっとジュースやスープで佐賀県を体験してみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影