~画像は天神大丸前にて自写~
もうクリスマス、いやサンタの足音と、トナカイのベルの音が聞こえて来そうだ。ここ福岡は11月としては記録的な暖かさだった。先週末からこの数日間の話だ。
11月のイルミネーションは夢の世界の様に空虚で物悲しい。現実感を伴わない無数の光点たちが、季節に似つかわしくない生暖かい風に映えている。
矛盾は世の中の理(コトワリ)、夢は現実の投射物、だとすればクリスマスはもう人々の心の中にすでに存在する。顕現している。とも言えるのか。
ふと、夜を想像して昼のイルミネーションに足を止めた、ツマラナイと、クダラナイと、そう思ったついさっきまでの思考が矛盾した見解を導き出す。夢(ツクリモノ)でも童心に帰れと語り掛け、刹那的に心が満たされるのかと・・・。