10月2日は何の日?
世の中には毎日何かしらの記念日が存在します。
誰もが知ってる記念日から「こんなのも?」というようなものまで様々です。
そんな記念日にスポットを当ててみたいと思います。
10月2日は豆腐の日
日本豆腐協会が1993年に制定しました。
10(とう)2(ふ)という事からなのだそうです。
今回はこの『豆腐』にスポットを当ててみます。
豆腐は贅沢品
現代では、豆腐は日常的に家庭の食卓にのぼる食材の1つといえます。
ですが、江戸初期の頃はお祭りやお正月、冠婚葬祭などの特別な日に限って食べる事の出来る食材でした。
製造に至っても、農民は豆腐を作る事すら禁止されていました。
ようやく一般庶民の食卓に豆腐が並ぶようになったのは江戸時代中頃です。
ただし、江戸や京都など大都市のみに限られたそうです。
更に詳しい豆腐の歴史などは『日本豆腐協会』のホームページにも記載されています。
豆腐の腐はなぜ腐る?
豆腐は豆を腐らせて作るものではありません。
では何故、豆が腐ると書いて豆腐なのでしょう。実は、豆腐は元々中国からきたという説もあり、古来中国では腐という字には「集める」「ぶよぶよした」という意味があり、豆腐の製造過程で豆がぶよぶよしている様子から豆腐となったと言われているそうです。
美容にもバッチリ!豆腐の素晴らしさ
豆腐は、「健康食」「長寿食」「美容食」と見た目のシンプルさとは裏腹に万能食材です。
豆腐に含まれるタンパク質はコレステロールを低下させ、血圧の上昇を抑える効果もあります。
同様に、豆腐にはレシチン、サポニン、イソフラボノイドが含まれており、レシチンはボケ防止に効果があると言われ、サポニンは発ガン制御効果、イソフラボノイドは骨粗しょう症や乳がんなどの予防に効果があると言われています。
美容食として女子に嬉しい効果も沢山あります。ビタミンE、ビタミンB1、ナイアシンが含まれているので美肌効果、生活習慣病の予防にも効果があります。忘れてはいけない『おから』には食物繊維が含まれているので便通もよくなり、肥満防止に効果有です。
夏はひんやり冷奴、寒くなってきたら湯豆腐、ご飯を沢山食べる時には麻婆豆腐。
アレンジ次第で様々な料理に使える豆腐を10月2日豆腐の日にもぜひ取り入れたいですね。
【出典・引用】
画像:http://www.ashinari.com/(足柄)