「難読症読者のための、新しいフォントデザイン」

  by 委員長(Keiichi SATO)  Tags :  

近年、いくつか字体の革新があった. インクを節約するフォント、顔に似せたフォント、一から作ったフォントなどがその例である. しかし、最近になってようやく、難読症の人向けのフォントができた. オランダのデザイン会社StudioStudioは、難読症の人がより容易に、誤読が少なく、文章を読むことができる字体を創った.

難読症者は、文字を回転したり、文字を混同しがちだということを認識して、Dyslexie(難読者のためのフォント)は、そのような問題が起きないよう、数多く工夫がなされている. 例えば、文字は下部を重くして、太いラインで、元の形の認識を容易にし、文字間での違いについては、区別しやすいように少し大げさに作られている. しかし、大文字と句読点については、文の始まりと終わりをわかりやすくするため、ボールド体にしている.

StudioStudioによれば、このようなDyslexieの改良、文字の間隔やレイアウトの調整により、読むことがより容易になったということが、独自研究により裏付けされたという. 下の映像は、より詳細にDyslexieの前提について説明している.

動画:Dyslexie is a typeface for dyslectics.

多くのデザインが、美的な楽しさを求めている中、私たちは、デザインが、例えば難読症のような障害を持つ人に対し、生活にアクセスできるようにするチカラをもっているということを忘れやすい. さて、デザインに携わる者として、アナタはどのようにチカラを貸していきますか?

原文:http://www.springwise.com/style_design/dyslexie/

【現在、大学三年生】 大学では、英語や国際関係論を専攻。 翻訳記事を書いたり、世界情勢、広告などについて書いていく予定。 写真とデザインが好きです。 宜しくお願いします。

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