アフロのオバマが拝める冬の定番ギフト。

  by シカゴの雪  Tags :  

アメリカは来年の大統領選挙を控え、連日共和党の候補者たちが「我こそは!」と名乗りをあげています。

ケネディーが歴代唯一のカトリックであり、彼以外は皆プロテスタント、キリスト教徒以外の大統領が当選したことのないアメリカで「キリスト教とは認めない!」という人も多いモルモン教のミット・ロムニー候補が何かと話題を集めているのもこの前哨戦の見所でしょう。

 

 

 

 

 

そんな中、支持率を落としている民主党オバマもウカウカしてはいられません。。。。と、側近が考えたのかどうか分かりませんが、こんなコマーシャルを見ました。

 

 

 

 

 

その名も”Chia Obama”ーチア・オバマ

オバマの(全く似てない)顔をしたテラコッタの鉢植えの上部にチア(学名:Salvia hispanica)と呼ばれるアルファルファみたいな植物の芽が植えてあります。

 

 

 

 

 

これに水をやることで、次第にこのチアが伸びて

アフロのオバマが拝めます。

。。。。いらんわ!

 

 

 

 

しかしこのチア・シリーズ、冬のギフト・シーズンだけとはいえ初代が1982年ですから、かれこれ30年の歴史が(無駄に)あるのです。

 

 

 

 

最初はチア・ペットと言う名前で子猫だったりブルドッグだったりしました。それが段々、大胆になり、象が出来、ホーマー・シンプソンが出来、私は迂闊にも見逃していたのですが、オバマが大統領に就任した2009年に初めてチア・オバマが発売されました。

 

 

 

 

 

今年2011年バージョンはテラコッタ台にYes, We Canと刻まれ、オバマ陣営のやる気を反映しているかのようです。



 

か、どうかは、さておき$19(邦貨1500円程度)という値段もビミョ〜。

こういう商品をアホ〜と高笑いしながら、テレビのコマーシャルをカメラで撮ってしまう私もかなりのアホです。

 

 

アメリカ在住です。大学でイカガワシイ科目を教えています。

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