Windows Update手動更新のススメ

  by lunaticnoir  Tags :  

Samsung製のパソコンがWindows Updateをユーザーに無断で阻止するプログラムを搭載していた事はあちこちでニュースになっていますが、まだ詳細については明らかになっていないようです。
Windows UpdateはセキュリティソフトやWindowsDefenderと連動して
「アップデートされていません」
という警告が届くので、そういったものも止めるような複雑なものだったのでしょうか。

それについては別にWindows Updateの自動更新についてはあまり賛成出来ない所があるため内容を記事にしてみました。

そもそも、Windows UpdateはWindowsというOSの脆弱性などの危険を回避し、間違えたプログラムの修正を行ったりするものだと私は解釈しています。Windowsはプログラムの中身を公表しない、いわゆるオープンソースと呼ばれるプログラムではありませんので、ここで何がどのように変わったのか、大抵の人は細かい内容までは調べないと思います。
また、これ自体に重大・重要・推奨という3種類のものが存在し、自動更新の場合はこの3種類が全部インストールされる事になります。
特に推奨についてはインストールしなくても筆者はトラブルになった事はありませんのでこれを前提に記事を書かせていただきます。

以前からですがWindows Update後に、一部または場合によっては多数のパソコンでパソコンが起動しないなどのトラブルが相次いでいます。ネットのニュースを積極的に見ていない方のほとんどはこれがWindows Updateが原因と思わず、サポートセンターなどに電話して最悪の場合初期化というアドバイスを受けます。
例えば、6月の場合は

1.Javaと一緒にインストールされる『Askツールバー』がMicrosoftによってマルウェア扱いになったため、これがインストールされているパソコンではフリーズ(画面が止まる)などのトラブルが多発した。
2.一部の拡張子が初期化され、関連付けがなくなった。
3.WindowsDefenderがオンになっている場合、予期せぬファイルがウィルスとして扱われる。
4.Internet Explorerのセキュリティの修正パッチは他のものと別にインストールしないと問題が出る場合がある。
(以上、フォーラムより抜粋)

トラブルは重大なものは数日でニュースとなり広がりますが、ほとんどの場合は専用のニュースサイトなどの場でしか確認する事が出来ません。今年に入ってから少なくとも2回は重大な事に繋がり、アメリカ政府などが警告を発した場合すらありました。
コンピュータはミスしませんが、人間はミスをするものです。
バグのない大きなプログラムというのはほとんど存在しないのではないでしょうか。

私はWindows Updateを公開してから一週間後くらい。または速報でニュースが入った後にWindows Updateのプログラムを起動して手動で確認し必要なもののみインストールしています。これについては賛否両論あると思いますが、システムの復元などの操作を繰り返す事はあまりパソコンにとって好ましくないと考えている事、元々肥大化しているプログラムですからクリーンアップするファイルを増やしたくない事など、基本的に物を長く使いたいという所からもこういった方法を取っています。
例えばですが、私の使っているESETのセキュリティソフト(http://canon-its.jp/product/eset/)はWindows Updateの時の重要・重大・推奨とその内容を表示してくれる機能を持っています。それらを見て更新する場合は下調べの手間は省けます。

MicrosoftはもうすぐWindows10の正式なダウンロードを開始します。
それについてのニュースもコロコロと変わり、実際その日、7月29日が来るまでは料金その他の問題もどうなるか不明という現状です。
「今Windows8のパソコンを買っても無料で10にアップグレード出来る」
といった事も、何の拘束もなく出来るかはまだわかりません。

本題からかなりそれてしまいましたが、パソコンは何らかの作業をする時に便利なツールの一つです。
ツールイコール道具ならば、たまには手入れの仕方を考えてみるのもいいかもしれません。

(画像はフリー素材からの転用です)

いつの間にか個人というよりプロジェクトとなってしまいました。文章・もの造り・音楽・コンピュータから各種分析その他様々なものを扱っています。 ゲーマーかつアニオタかつハードSFとクラシックとハードコアが混在した世界の住人です。