ある日、見知らぬ会社から、配達証明が届いたらどうしますか?
おそらく、大半の方は動揺してしまうでしょう。・・・いや、著者ならばおそらく動揺してしまうことでしょう。
今回は、見知らぬ会社から、Aさんに配達証明が届いたお話をしたいと思います。
Aさんはサイトを作るのに、丁度良い画像をさがしていました。
そこで、Yahooで「初売り 無料 イラスト」と検索したところ、ちょうど良い画像がみつかったそうです。サンプルと画像に加工しているものはすぐに有料と判断できるのですが、加工もなにもしておらず、右クリックで簡単にコピーできてしまったので
無料画像だと勝手に思い込んでしまいました。しかも、“画像検索”だけで絞り込んでしまったそうです。
それから、月日が流れ配達証明が届いたそうです。内容は、7日以内に下記の内容にFAXか郵送で回答をするように求める書類でした。
1 イラストの入手経路
2 イラストの使用開始時期
3 イラストを用いた媒体のリストアップ
4 本事案についての責任の所在、対応窓口
無料だと思い込んで使ってしまったこと、謝罪を含めて使った期間の2週間ということなどを、FAXで回答したそうです。
そして数日後、同じく配達証明付で請求書が届きました。
請求金額は126,000円だったそうです。
知らなかったでは済まされない
Aさんは無知で容易に画像を“盗んだ”事には代わりはありません。『知らなかった』では済まされません。
例えば、道端に置かれていた“絵”。誰も居ないし“無料”だと思って持ってきたら、実はただ“置いていた”だけで、売ってる人がたまたま不在だった・・・。それは、“盗んだ”事になりますね。
Aさんは、『削除依頼』さえしてくれれば、すぐ削除したのに・・・急に請求書を送られてきて・・・本当に無知な自分が情けない」と話していました。
まずは、画像やイラストには肖像権がありますので、容易にコピーしてはいけません。Aさんの様な事態になるかもしれませんので、きちんと調べて使用するようにしましょう。
画像、イラスト・・・勝手に使用してはいけません。「ソックリ広告博物館」を参考にサイトや、チラシを作る際には、気をつけて作成するようにしましょう。
尚、TOPの画像は、フリーの画像なのでご安心を(笑)
(文/Renka)