メタノールを混ぜない「優しい復讐」を考えてみた

  by 束子  Tags :  


未だに熱いゲス極不倫、劇団員殺人事件の容疑者逮捕、いろんな意味で詐欺師な女医の話、などなど。今日も今日とて、様々なニュースが飛び交っている。その中でも衝撃的なのは、「妻が夫に焼酎のメタノール割りを飲ませて殺害」した事件だろう。

妻は容疑を否認し、動機も未だ不明な殺人事件。「最近”妻がドラマばかり観て、自分は好きな番組を観させてもらえない”と愚痴を溢していた」「夫婦生活が上手くいっていなかった」なんて行きつけの居酒屋店主の証言が報道されていたりもしているが、仮に夫婦生活が上手くいっていなくても、腹いせにメタノール割りはやり過ぎである。「嫌がらせしてやろう」「懲らしめてやろう」と考えるなら、安全で平和的な方法があるはずだ。

今日は筆者なりに、安全で平和的、且つ相手へ大ダメージを与えられる方法を考えてみた。テーマは「優しい復讐」である。

復讐理由

『復讐』なのだから、相手に非がなければならない。
「”俺にも好きなテレビを観せろ”と言われたから、むしゃくしゃしてやった」という動機で復讐しても良いが、理由としてはあまりにも稚拙すぎる。チャンネル権争いなら、話し合いで解決するべきだ。暴力に訴えてはいけない。
なので、今回は最も想像しやすい「恋人が不倫(浮気)をしていた」という理由で復讐することにする。

基本とする方法

今回の事件に倣って、「焼酎の◯◯割り」を基本的な手段とする。
宅飲み中なら「新しい飲み方を知ったから、今日は特別に振舞ってあげるよ」とサービス精神旺盛なフリをして、作ってあげると良いだろう。もし屋外で飲んでる場合は、「これ入れると、一層美味しいんだって」と言って仕込むのも有りかもしれない。

しかし、世の中には飲酒をしない人たちも存在する。そんな人たち向けに、アルコール以外の飲料でも使用可能な素材を厳選し、応用方法も一緒に紹介する予定である。

復讐方法その1:焼酎のレモン割り

焼酎にレモン果汁を混ぜる、至ってシンプルなもの。焼酎+水+レモンは、誰もが知っている非常にオーソドックスな割り方であり、恐らく「焼酎の美味しい飲み方」の上位に位置づけられているレシピだろう。

そんなオーソドックスな一杯を復讐の劇物に変える方法も、至ってシンプルだ。
レモン果汁をたっぷり入れる、これだけ。普段10mlほどの果汁で作っているなら、思い切って50ml(大きめのレモン1個分)入れてみよう。「50mlなんて、どれくらいか分からないよ!」という時は、とりあえずいっぱい入れれば良い。
そして、可能なら水の量も減らそう。果汁50ml分を減らすか、50ml以上減らすかは、復讐する側の配慮にお任せする。

アルコール以外なら、コーラがオススメ

かつて、「レモン入りコーラ」がコカ・コーラの公式商品として販売されていた。1995年に姿を消したものの、9年後の2014年にセブンイレブンで期間限定の復活を果たしたので、知っている人も多いかもしれない。
「レモン入りコーラ」は、レモン果汁とコーラがあれば、自宅で簡単に作ることが出来る。飲酒をしない相手には、ぜひレモン果汁が目一杯入ったコーラを飲ませてあげよう。

復讐方法その2:焼酎のタバスコ割り

こちらの復讐レシピも簡単。焼酎に多量のタバスコを混ぜるだけ。レモン割りよりも攻撃的で、辛味に耐性がない人には悶絶ものの一杯になること間違いなしだ。

「タバスコなんて入れたら、バレるんじゃないの?」と疑問を持たれるだろうが、心配はご無用。
実はカクテルの世界に、『ブラッディ・マリー』というメニューがある。
『ブラッディ・マリー』の作り方は、ウォッカにトマトジュースを混ぜたもの。基本的にカットしたレモンを添えるのだが、店やバーテンダーによっては、セロリや野菜スティックを添えたり、タバスコを数滴落とす店もあるのだ。そして、安価な焼酎の味わいは、ウォッカに非常に似ている。
つまり、焼酎+トマトジュース+タバスコで『和製ブラッディ・マリー』の完成なのである。
トマトジュースの赤色がタバスコの赤みを隠してくれるので、惜しげもなく投入しよう。

アルコール以外なら、ココアがオススメ

冷え性に効果のある飲み物として密かに囁かれている一杯──『スパイスホットココア』。
普通のココアを作るときに、『ナツメグ』などのスパイスを混ぜるのだが、レシピの中には『唐辛子』も含まれている。
唐辛子の代わりに大量のタバスコ混ぜてあげれば、冷え性なんて一発で吹っ飛ぶ一杯が作れるだろう。熱さで一層強く辛味を感じるので、焼酎よりも刺激的な一品になるはずだ。

復讐方法その3:焼酎の増えるワカメ割り

『増えるワカメ』ほど、復讐に適した素材はない。
あらかじめ作っておいた焼酎の水割りに、増えるワカメを入れてあげよう。理想の割り方は、水割りが限界までワカメに吸い取られ、グラス内がワカメだらけになること。
見た目や匂いを誤魔化さない潔い一品に、相手は「なんだこの一杯は! ふざけるな!」と怒るかもしれないが、そんな時は「食べる焼酎です」と一言添えれば、万事解決。焼酎を楽しみつつミネラルを摂取出来る一石二鳥な一杯に、最終的には感謝されるかもしれない。

ただ1つ『増えるワカメ』は焼酎の水割りで増えるのか? という疑問が残るが、筆者は「増える」と踏んでいる。理由は後ほど。

アルコール以外なら、味噌汁がオススメ

味噌汁は味噌汁でも、豆腐やネギなどの具が入った味噌汁ではない。お湯で味噌を溶いた簡易味噌汁である。
簡易味噌汁に『増えるワカメ』を、大量に入れてあげよう。焼酎の時と同様、水分がなくなるほどの量を投入するのがベスト。こちらは愛情たっぷりな手料理を振舞うことになるので、最終的には感謝どころか結婚を申し込まれるかもしれない。

注意!:しっかり増やしてから提供すること

『増えるワカメ』が増える前に飲ませてしまうと、ワカメが体内で増える可能性がある。
先ほどの「『増えるワカメ』は焼酎の水割りで増えるのか?」という理由に繋がるのだが、乾燥状態の『増えるワカメ』をおやつやビールのつまみにして食べたところ、体内で増えて身体に影響を及ぼしたという報告がネット上に上がっているのだ。つまり『増えるワカメ』は水やお湯以外の水分でも増えるということである。
相手を病院送りにしてしまったら「優しい復讐」の理念に反するので、絶対に止めよう。

メタノールを混ぜない「優しい復讐」のまとめ

いかがだろうか。このように、「命を奪わない、平和的な復讐」は、日常生活にあるものでいくらでも遂行することが出来る。
ストレスを感じないことが難しい世の中で、もしも復讐したい、懲らしめてやりたい衝動に駆られたら、劇薬ではなく体に安全なものを選択して欲しい。

作戦コマンドは「いのちだいじに」だ!

厳守して欲しい注意点

※復讐方法その1、2を実行するときは、レモン及びタバスコを入れすぎないようにしよう。
どちらも、過剰摂取すれば人体に影響を与える。再度記述するが、相手を病院送りにしてしまったら「優しい復讐」の思念に反することになるので、絶対にやめて欲しい。

※また、無理やり飲ませる行為も禁止である。
「優しい復讐」は、ジョークとユーモアの許す範囲内で合法的に行われるべきであり、倫理に反する行為は絶対的に行ってはいけないことを、ここに明記する。

画像はPAKUTASOさんから引用。シロツメクサの花言葉は『復讐』。

束子と申します。普段は『束子。』の名前で、雑記ブログを書いています。

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