映画をはじめ映像の表現の幅をグッと拡げてくれたCG(コンピューター・グラフィクス)。CGを駆使することでド迫力のアクションシーンや幻想的なシーンを低コストで表現することが可能になったのは、デジタルテクノロジー発展の恩恵であることは今さら私がエラそうに言うまでもありません。
そんなCGを駆使することが当たり前になった今、「CGを使わなきゃこんなことは不可能!」と思わせる映像が実はCGじゃなく実写だったので腰を抜かすほど驚いた!!
という映像をまとめてみました。
まずは下の映像。横浜にある日産ショールームでゲリラ的に撮影された映像。なにも知らないギャラリーの人たちが「おぉ!?」「キャー」と歓声をあげて驚いていることからも、これがCGではないことを物語ります。なんか手品を見ているような気分になれます。「え?!どうやってんの!?」と思わず声が出てしまう。
メイキング映像が以下です。こんなに原始的な方法だったとは逆に驚きました。
さらにその下の映像は、Panasonicのビエラのプロモーション映像を一般公募した際にグランプリを受賞した作品です。こちらは「CG じゃない」わけではないのですが、通常の使い方のようにCGをホンモノっぽく見せるのではなく、CGの中に現実(実写)が入り込むという逆の発想が面白い!トリックアートのようです。
やっぱりCGにばかりたよっちやダメだよね。アイデアの発想、創意工夫があればスゴい映像はいくらでも撮れる!!と映像製作なんてやったこともない自分が知った風なことを言ってみつつ、更に下の映像を。「なんだ・・・ふつうの映像じゃん・・・」と思ってしまいますが、こちらは「100パーCG 」つまり実写ゼロ。撮影せずにこんな映像をCGだけで作ってしまったのだそう。
こちらはメイキング映像。
よくありがちなのが「CGと実写どちらが良いか?」という議論ですが、それよりも本質的なのは「驚き」を作り出すような「何か突き抜けたもの」があることが重要。ということなんでしょうね。
画像:Ufo mass abduction
http://www.foto.ne.jp/products/details/8300107/