凱旋門賞で日本馬が敗北した翌日、話題になったのが高須氏のツイート。
却下された理由
財団法人日本軽種馬登録協会馬名登録実施基準を見ると、以下の基準に抵触したようです。
(6)奇きょうな馬名
キ その他、認めないことがある馬名
(カ)明らかに商品名と判断されるもの
(8)明らかに営利のため広告宣伝を目的として会社名、商品名等と同じである名称を付したと認められ、かつ、馬名としてふさわしくない馬名
申請が通った馬名
(6)キ(カ)に該当したとした場合、認めないことがあるだけなので、申請し続ければ通るかも知れません。ドングリという馬名は何度も申請して通ったそうです。
(8)に該当した場合は、営利目的とふさわしくないの両方が要件になっているので、営利目的でないか、馬名としてふさわしいと感じることが出来るようになれば通りそうです。
イエスという馬はいましたし、イエスユーキャンというイエス+会社名に聞こえる馬名さえありました。イエスユーキャンの母馬はシーキャンで、母父はCannonade。ケンタッキーダービー勝ち馬の母父から連想して母馬の名前を作り、そこから連想して作られた名前だから会社名と判断されなかったのでしょう。
イエスタカスを馬名にするには
冠名があれば、冠名+商品名は通りやすくなっています。例えばG1馬テイエムプリキュアや重賞勝ちのあるエアスマップなどがいます。タカスが冠名として認められるなら、タカス+商品名は通るでしょう。
しかし、イエスタカスが広告と判断されたのならばタカスを冠名としても通らないかも知れません。
そこで、父馬か母馬の名前から連想して子馬にイエスと名付けるのがふさわしいと感じさせる必要があるでしょう。
仮にイエスアイキャンを購入し繁殖にあげると、イエスアイキャンの母馬名がイエスプリーズなので、イエスアイキャンの子には3代続く名前としてイエスタカスを馬名にしても問題ないように感じられます。ちなみに冠名を後ろに付けるのはシーイズトウショウなど実在します。
面白い馬名を付けて下さる馬主は貴重ですので、馬主を辞めずに、何とかイエスタカスを通して頂きたいと思います。
(画像は高須克弥氏のツイートから)