「待ちに待った休日! どこかに行きたいけど、お金がかかるし……」と嘆いている人も少なくないこの夏休み。そんな人たちにおススメしたいのが無料で楽しめる動物園が神奈川県横浜市にある野毛山動物園です。
「無料」と聞くとどうしても質の低いものを想像してしまいがちですが、驚くべきはその動物数。単純な動物な数はなんと1570点。足を運べば「なぜ無料なのか?」と驚くほどに充実している動物園です。
【画像1】放し飼いにされているインドクジャク(撮影:鮫島まぐろ)
まず、入園してみて驚いたのが放し飼いにされているクジャクがいたことでした。このクジャクはインドクジャクといって、運がよければ羽を広げているところを目撃できることもあります。
【画像2】レッサーパンダ(写真撮影:鮫島まぐろ)
1570点もの動物がマイナーな動物ばかりということではなく、しっかりと有名どころの動物はおさえています。たとえばこのレッサーパンダ。
【画像3】爬虫類コーナーにいたワニ(写真撮影:鮫島まぐろ)
爬虫類コーナーもあり、画像のワニの他にもヘビ、トカゲ等の動物を見ることもできます。
【画像4】百獣の王 ライオン(写真撮影:鮫島まぐろ)
動物園の人気者ライオンもみることができます。近くに「ライオンのおしっこがとんでくる場合があります」という注意書きもありましたが、そういう注意書きをするくらいにライオンと接近できるということでもあると思います。
【画像5】伝説のカグー(写真撮影:鮫島まぐろ)
野毛山動物園には伝説といってもいい動物がいます。それがこのカグー。一見、どこにでもいるような鳥にみえますが日本でカグーが見られるのは日本広しといえどこの野毛山動物園だけ。カグーみたさに遠方から来る人もいるらしいです。
【画像6】羽を広げたインドクジャク(写真撮影:鮫島まぐろ)
運がいいとこのように羽を広げたインドクジャクを見ることが出来ます。どうやら夏がインドクジャクの繁殖期なので夏休みのシーズンはいつもより羽を広げた姿を見られる確率が高いようです。
【画像7】なかよし広場のモルモット(写真撮影:鮫島まぐろ)
野毛山動物園では見る体験だけにとどまらず、動物とふれあえる場所も存在します。そこでは画像のモルモットをはじめ、ニワトリやハツカネズミ、ヒヨコなどとも触れ合うことが可能です。
まとめ
野毛山動物園は元々「野毛山遊園地」が閉鎖された後に当時の市長である飛鳥田氏が「社会教育の場と市民の憩いの場を提供する」という理由で無料にしたようで、今でもその想いが受け継がれ横浜市民から愛されている動物園です。実際、この動物園に来ていた来園者は皆、楽しそうな顔をしたのが印象的でした。
野毛山動物園にはこの記事で紹介していない動物がまだまだいます。キリンにカピバラ、ペンギンにツキノワグマなど、無料ながら豪華な動物と出会えますので楽しめること間違いなしだと思います。そろそろ夏休みも後半に差し迫ってきましたが、これを期に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
●今回ご紹介した動物園の詳細
園名 横浜市立野毛山動物園
住所 横浜市西区老松町63-10
時間 午前9時30分から午後4時30分
休園日 毎週月曜日(祝日にあたる場合は、翌日)
公式ホームページ: http://www2.nogeyama-zoo.org/