1930年代半ばにアインシュタインらが初めて考察した“量子もつれ”とは、物理的に離れているふたつの粒子が、互いに影響を及ぼしあう状態を指す。このような状態は常識的には考えられない。
物質は細かくしていくと、原子・分子になり、さらに細かくしていくと量子とよばれる存在になる。今話題のヒッグス粒子やニュートリノ、電子といった存在がそれだ。ヒッグス粒子にはすべての物質に質量という特性を与える性質がある。ニュートリノはすべての物質を通り抜けるが、ごくまれに水分子に衝突することで発光する。
こうした量子という存在にはまだまだ知られていない性質がたくさんあるに違いない。この量子のもつ、ちょっと変わった性質を「自発的対称性の破れ」という理論で、ノーベル物理学賞の南部陽一郎氏は表現した。“量子もつれ”もその一つである。
NHKスペシャルの「超常現象 科学者たちの挑戦」(2014年3月22日放送)では“量子もつれ”を使ってテレパシーの説明をしているのが興味深かった。
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引用元 NHKスペシャル:超常現象 科学者たちの挑戦 The Liberty Web:消息不明のマレーシア航空370便の行方を探る