ビッグバン後に広がっていった重力波の存在は、我々の暮らす世界が多くの宇宙からなる「マルチバース(多宇宙)」であることを示しているという。
マルチバース(多宇宙)とは、複数の宇宙の存在を仮定する仮説である。これにはさまざまな仮説があるが、ある説では、ビッグバンの後に、我々の知る恒星や惑星に満ちた宇宙から、それよりはるかに多くの次元を有 する一方、原子や光子といったありきたりなものが存在しない奇抜な宇宙まで、ありとあらゆる種類の宇宙が誕 生したという。
我々が知っている原子や光子以外のものでできる宇宙という表現が、興味深い。それはこれまでの常識が通用しない世界だ。新しい可能性を感じる。
今回、綿密な宇宙背景放射(CMB)の観測から、CMBにBモード偏光(偏光:電磁波の振動方向の偏り)が見出された。Bモード偏光は、インフレーション由来の「原始重力波」が時空をゆがめることにより生じるとされるパターンで、これまで「重力波」の間接的な証明になるという。
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引用元 National Geographic news: 重力波観測で開く多宇宙への扉 wikipedia: 多元宇宙