東映がゲーム事業ブランド「東映ゲームズ」を設立

  by 6PAC  Tags :  

4月21日、東映株式会社がゲーム事業ブランド「東映ゲームズ」の設立を発表しました。

まずはPCゲーム領域へのチャレンジとしてSteamで展開、その後Nintendo Switch、PlayStation、Xboxといった家庭用ゲーム機での展開を予定しているといいます。

4月24日には初めてのパブリッシングタイトル『KILLA』『HINO』『DEBUG NEPHEMEE』の3作品も発表しています。

担当者に聞いてみた

同社の担当者に東映ゲームズ設立の背景などを聞いてみました。

ーーなぜ東映ゲームズを立ち上げたのか? 

東映ゲームズ:東映は本年で75周年になりますが、エンターテインメント企業としてゲームの持つ魅力について兼ねてより注目してまいりました。

ゲームコンテンツによる「ゼロからの新しいIPの創出」を目的として、2024年末からゲーム事業の研究を開始したのがきっかけです。

ーー最初にPCゲーム領域に挑戦する理由は?

東映ゲームズ:東映ゲームズにおいてPCゲーム領域がまず先行したのは、リスクが低いというよりは、PCゲームプラットフォームであるSteamの領域に素晴らしいクリエイターさん、素晴らしいタイトルが多いことから自然とそうなった、というものです。

2024年末にゲーム事業の研究を開始した時から、国内外の様々なゲームイベントを視察し、その中でSteamの良いゲームをたくさん見てきました。

同時にSteamゲームを開発しているクリエイターさんとも多く交流する場を持たせていただきました。そのようなことから自然とPCゲーム、Steamでの発進となりました。

ーー「目指すのは世界を熱狂させる新しいIPの創出」とあるが、「既存IPの活用」という楽な道ではなく「新しいIPの創出」という困難な道を選んだわけは?

東映ゲームズ:確かに難しい挑戦だと思いますが、「ゼロからのIP創出」を目指しています。ゲームにはその新しいIPを生み出す土壌としての大きな力があると思っております。

豊富な既存IPは確かに弊社にとって大きな力ですが、既存のIPに頼るばかりではなく、新しいIPの創出は今後を見据えた時に必須だと考えています。

ーー初パブリッシングタイトルとして『KILLA』『HINO』『DEBUG NEPHEMEE』の3作品を選んだのは

東映ゲームズ:基準が明確にあったわけではありませんが、東映ゲームズとしては「ものがたり」を重視しました。

これは必ずしもストーリーだけを指すのではなく、世界観やキャラクターなどを含めたクリエイターの目指すものを我々が理解できるか、という点から3人の担当者がそれぞれに判断しました。

ーー映画会社、テレビ局、出版社といった異業種によるゲーム市場への新規参入が続いているが

東映ゲームズ:他社さんについて申し上げる立場にはありませんが、あえて申し上げると、それだけゲームというものが業源の場として成熟し、優れたクリエイターさんが活躍できる場に育ってきたということかと思います。

もちろんSteamなどの普及による世界的な市場規模の拡大もあると思います。特に弊社のようなエンターテインメントコンテンツ産業からの参入は、やはりゲームの持つ魅力が無視できないものになっている、ということに尽きると思います。

弊社の場合は冒頭申し上げたことと若干重複しますが、ゲームから新しいIPを創出できるのではないか、それにチャレンジすべきだ、というのが大きな理由の1つです。

ーーありがとうございました。

東映ゲームズ公式サイト
https://games.toei.co.jp/[リンク]

パブリッシングタイトル

KILLA概要:
プラットフォーム:PC(Steam)
Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/2524200/KILLA/[リンク]
開発:ケンキツ団(Black Tangerine)
発売日(リリース日):2026年

戦災で孤児院を焼かれ、荒野を彷徨っていた孤独な少女ヴァルハラ。彼女に「生」の光を分け与え、家族以上の絆で結ばれた師匠が惨殺された。死の際、遺した言葉はただ一つ――「ラを殺せ」。

やがてヴァルハラが導かれた不思議な島で、あらゆる願いを叶える「ティーパーティー」が開かれる。集ったのは、その名に「ラ」を持つ九人の容疑者。

悪夢のようなダークで幻想的な人形劇の世界を舞台にした推理アドベンチャー『KILLA』。プレイヤーは「共鳴」の能力で容疑者の記憶へ潜入し、夢の断片を組み合わせて真実を編み上げねばならない。

果たして、師匠を殺した「ラ」は誰か。美しくも残酷な舞台の幕が今、上がる。

HINO概要:
プラットフォーム:PC(Steam)
Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/3946090/HINO/[リンク]
開発:UnGloomStudio
発売日(リリース日):未定

暗闇が支配する世界で、少女は目覚める。廃墟となった保育園で目を覚ました少女、ヒノ。力なく倒れていた彼女に活力を与えたのは、一本の「電球杖」だった。目の前に現れた正体不明の怪物達たち。カフェオレ缶を欲しがる奇妙な相棒「もにもにスケルトン」。

二人は安息の地を求め、暗闇の中へと歩み出す。この暗闇世界に果てはあるのか。蔓延る怪物達の世界を進み、ヒノと、もにもにスケルトンは自分たちの正体へと近づく。原作とは異なる、もうひとつの「ストーリー」が紡ぐ衝撃の真相。

すべての謎は、暗闇の先であなたを待っている。

DEBUG NEPHEMEE概要:
プラットフォーム:PC(Steam)
Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/3965750/DEBUG_NEPHEMEE/[リンク]
開発:NephemeeStudio
発売日(リリース日):未定

この世界は「バグ」と呼ばれる異変にむしばまれてしまった。
住んでいるのは、ネフェミーという生きものたち。
持って生まれた使命、失くしてしまった記憶、大切なともだち――

相手を深く知ることで攻撃できる戦闘システムで、世界とネフェミーを『デバッグ』する旅に出よう!

©2026 Black Tangerine / Toei
©2026.Yatara/ UnGloomStudio / Toei
©2026 Nephemee Studio / Toei

※画像提供:東映ゲームズ

自由人