昨年の大みそか、ドイツで珍騒動が勃発しました。一家集合のパーティー中、6歳の男の子が両親のベッドルームでオトナのおもちゃの手錠を見つけて、自分の両手にかけてしまったのです。ニュースサイト『The Local』が報じています。
ヘースバッハ(バイエルン州北西部)の家で一家水入らずのパーティーが行われていた最中、男の子は退屈しのぎに、両親の寝室へ。そこでファーでおおわれた手錠を発見しました。見た目が可愛らしかったのか、寒い季節にやわらかい毛でおおわれたグッズが気になったのか、好奇心から身につけたそうです。
しかし、男の子は手錠を外せないことに気づきます。両手がしっかりロックされたまま、ベッドルームを出て家族の元に行きました。両親が我が子の両手を目の当たりにした反応はともかく、大人たちは無理やりこじ開けるのは不可能と判断。鍵で開けようとしましたが、紛失していました。
午後9時過ぎ、男の子、母親、祖母が地元の警察署に助けを求めると、交通隊員は「スペシャル・ツール」と呼ぶ機具を用い、手錠を外すことに成功。警察のスポークスマンは「(男の子と家族は)無事、新年を迎えられた」と談話を出しました。ただ、男の子は両親から、両親は祖母を含む他の家族から、お叱りの言葉を受けたかもしれません。
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