サイゼリヤのプリンはおいしい。正式名称は「イタリアンプリン」で、その名のとおり、イタリア直輸入のプリンという本格派。その価格は228円(税込250円)で、イタリア直輸入なのにコンビニプリンと同等の価格帯という格安っぷり。
サイゼリア独自のイタリアンプリン
しかも、単なるイタリア直輸入ではない。イタリア・ピエモンテ州のデザートメーカーと共同開発した、サイゼリア独自のプリンなのである。つまりイタリアのプリンでありながら、サイゼリヤ独自のプリンでもあるのだ。
<サイゼリヤによるプリンの紹介コメント>
「卵の濃厚な味わいと、ほろ苦いカラメルが特徴。一番人気のイタリア直輸入デザートです。クリーミーな食感、卵の濃厚な味わいが生きているイタリア直輸入のプリンです。ほろ苦いカラメルソースがプリンの甘さを引き立て、他では味わえないおいしさです。食後のデザートや、コーヒーと合わせたカフェタイムにぴったりです。お子様から大人まで、どなたでもお楽しみいただけます」
サイゼリヤのプリンに塩や胡椒をかけて食べる→ ウマイらしい
そんなサイゼリヤのプリンだが、インターネット上で「塩をかけて食べるとウマイ」「胡椒をかけて食べてもウマイ」と話題になっている。この話題は、インターネット上で漫画を公開している「てっぷな」さんが自身のXアカウントで公開した情報がベースとなっている。サイゼリヤのプリンに塩や胡椒をかけて食べている漫画が公開されたことにより、大きな注目を集めているのだ。
……ということで、実際にサイゼリヤのプリンに塩と胡椒をかけて食べてみた。はたして、本当においしいのか。
サイゼリヤのプリンに塩をかけて食べてみた
プリンをオーダー。目の前には、カラメルと甘い薫りが漂い、そのまま食べたい衝動に駆られる。しかし、思い切ってサイゼリヤの塩(シチリア産海塩)をかける。やや粒子が粗めなので、プリンにかかった塩が目視で確認できる。
その味は……、おおおおっ! ジャリジャリうまい! 塩が甘味をグンと引き立てるだけでなく、塩の粒子がジャリジャリとした食感を楽しませてくれる。塩がマイルドなので、塩見にとげがないのも素晴らしい。まさにこれ塩スイーツ。
サイゼリヤのプリンに胡椒をかけて食べてみた
プリンに胡椒をかけて食べてみることにした。サイゼリヤの胡椒は、ビジュから推測するに黒胡椒だと思われる。その場で胡椒を潰しながらふりかけるミル形式の黒胡椒で、プリンにかけながら爽やかな薫りが放たれる。
その味は……、ぎょえーーっっ!! かなりマニアックなテイスト! プリン由来の甘味と、胡椒由来の爽やかな辛味、そのどちらも一体化することなく、ぶつかることもなく、完全に味覚上で別モノとして存在を誇示。胡椒をかけて甘味が際立つわけでもないので、なかなか不思議な味。
でも、でもでも、これをウマイと感じる気持ち、わからなくはない。表現的に適切かどうかはわからないが、味の機序としてはチョコミントに似ている。チョコとミント、まったく別の存在でありながら、マッチしているように感じる。それに似ている。これは上級者向けの味だ。
サイゼリヤのプリンに塩と胡椒をかけて食べてみた
今度は、プリンに塩と胡椒の双方をかけて食べてみた。プリンに塩をかけ、そのあとに胡椒をかける。サイゼリヤでいろいろなアレンジ料理を食べてきたが、まさか、プリンに塩と胡椒をかけて食べるとは思わなかった。
その味は……、もんげー! これはかなり味の複雑さを受け入れる体制がないと、否定してしまう人は多いかもしれない。塩とプリンの相性は良き。胡椒とプリンはぶつからない。でも、プリンというステージの上で塩と胡椒が共演すると、すさまじいバトルロイヤルが開始されるのである。
この味、ステーキにプリンをまぜて食べているような味が近いかもしれない。世の中には生ハムとメロンなど、意外な組み合わせが存在するが、プリンと塩胡椒の組み合わせはかなり高度。この世に存在するすべての食材を食べつくし、普通の料理に飽きてしまった人ならば、肯定できる味かもしれない。とはいえ、けっしてダメな味わけではない。食べられる味だ。
結論「プリンと塩はめっちゃウマイが胡椒は上級者向け」→ ただし
サイゼリヤのプリンに塩をかけて食べるとウマイ。これは間違いなくウマイ。特に塩スイーツ系が好きな人にとって、ごちそうともいえる美味さに進化する。ありそうでなかった、天才的な発想だ。
胡椒または塩胡椒をプリンにかけて食べる方法は、その味を受け入れられるかどうかで大きく評価が変わる。けっしてイマイチではなくて、「複雑な味」なので「あえてかけなくてもよい」と考える人は多いのではないだろうか。とはいえ、わくわくする体験なのは間違いないので、試す価値はある。かけてみる? プリンに塩と胡椒。

