「ドメインの取得は早い者勝ち」こんな広告文を一度くらいは見た事あると思います。解説すればどこまでも長くなるので、超簡単に説明すると他人の会社名のドメインであっても誰も登録してなければ勝手に登録する事が出来るんです。
そのため、松坂屋はアダルトサイト業者と闘いましたし、アップルは世界中のappleドメインを取得してます。
現在も世界中のあちこちで似た様な争いがおきています。
取得に制限のある日本のドメイン
それでも、日本はまだ整理されている方だと言えるでしょう。
jpドメインは日本国内に住所が無いと取得できませんし、co.jp、ne.jp、or.jp、ac.jpなどは書類の審査などで国が一応の保証をしています。
地域JPドメイン から 都道府県JPドメイン へ
そして今まで地域に関するドメインは『地域型JPドメイン名』で市区町村レベルまで管理されていたのですが、昨年3月に新規受付が停止されて、11月に日本国内からなら誰でも取得できる『都道府県型JPドメイン名』へと変わって行ったのです。
神奈川県町田市と表記するのは問題ないのか?
以上をふまえて、話題になってるサイトというかページを見ると、このサイトは『個人が勝手に作っている』ので、法的な問題はなにも無いでしょう。
内容だけで言うなら、もっと重大で影響の大きな『嘘』を流しているサイトはいくらでもあります。
ただし、ドメインは『国から借りている』物なので、正当な権利を有する者(この場合は町田市?)からクレームがつけば削除しなければならないかもしれません。
こんな話しは聞いた事ありませんけど、削除要請に応じなければドメインの返還もあるかもしれません。
一体どんな人がこのドメインを取得したの
ドメイン情報は簡単に調べる事が可能です。
負荷が掛かりすぎても迷惑だろうから詳しくは書きませんけど、どうやらwebアプリ制作や、webセキュリティー関連の仕事を東京でしている会社の社長さんが取得されているようです。
感覚的には『空いてたから面白がって取得した』程度ではないでしょうか?
私はそれほど大意は無いように感じてます。
もしこの記事を見て、もっと詳しく知りたいと思われた方はJPRS公式サイトの都道府県型JPドメイン名についてを読まれる事をおススメいたします。
ところでこんなドメインも空いてます
ちょっと調べて見ると現在こんなドメインも空いてるみたいです。欲しい方見えたら如何ですか?
etorofu.hokkaido.jp
kunashiri.hokkaido.jp
habomai.hokkaido.jp
shikotan.hokkaido.jp